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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2015.03.05
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カテゴリ:あそび一般

 熟や家庭学習での勉強時間が増えているにも拘らず、残念ながら、こどもたちの学力は、それに比例しては、向上していないばかりか、深刻な学力不足や勉強嫌いになるケースが増大している。中でも、算数や数学が苦手なこどもたち(当然そのままおとなになれば、おとなも)は、多い。

 しかし、あそびには、その算数や数学とは意外と関係が深いのだ。たとえば、多くの対戦型のあそびでは、数や量の大きさで勝敗が決まるものが多い。ビー玉やおはじきなどは、その個数を数える時に、2個ずつ数えることにより、偶数と言う言葉を知らなくても、偶数そのものの例は熟知している。

 ゴム高跳び(ゴム段跳び)やメンコ飛ばしなどでは、高さや長さなどの実態を把握するし、何歩あるかを計ることにより、長さの単位の概念の理解を助けたりもする。

 さらに、トランプにおいては、「戦争」においては、数の大小、一人あそびの「ピラミッド」では、「足して13になる数」を、知らず知らずの内に、その判定や計算を、繰り返し行っている。

 さらに、様々なパズルに至っては、四則演算などが頻繁に登場する。たとえば、車の4ケタのナンバーの数字を使って「10」にするパズルは、今でも人気がある。「虫食い算」や「覆面算」などは、もっと高度な計算力や数学的知識が必要となる。

 サイコロに親しめば、立方体の知識獲得を助ける。紙と鉛筆であそぶ「三角取り」は、三角形とは何かを理解しやすくする。折り紙は、幾何学的センスを磨く。

 学力の基礎は、読み書き計算だと言われるが、その大事な基礎の一つ、計算は、もちろん、学校で計画的に習う必要があるが、その学校での学習を効果的にするには、知らず知らずのうちに楽しく算数や数学を駆使する、あそびを豊かにする必要がある。

 ただ、「知育」玩具や「知育」遊びに典型的に見られるように、勉強を前提とした遊びは、無理強いすると、それはあそびではなくなり、勉強と同然のものに成り果ててしまい、当然ながら効果も期待薄となる。


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2015.03.05 16:48:44
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