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テーマ:航空機(534)
カテゴリ:航空機
昨日の日記の補足です。
>「失礼ですけども、鳴海章さんの小説の空母信濃シリーズ > に登場していたRACCOさんですよね」 の”RACCO”さんというのは、 TACネームという、パイロットの愛称というか、呼び出し符号というか、 ネットの世界でいうハンドルネームみたいなものです。 日本での民間エアロバティックの第一人者である故・ロック岩崎氏の ”ロック”も航空自衛隊のパイロット時代から使っていたTACネームです。 ちなみに航空自衛隊のパイロットでも、 TACネームを持っているのは戦闘機のパイロットだけで、 輸送機などのパイロットにはTACネームは持っていないそうです。 また、陸上自衛隊や海上自衛隊のパイロットにも無いそうです。 以前読んだ本に書いてあった事ですが、 新人パイロットは自分で名乗りたいTACネームの候補を 数種類教官パイロットに申告して、 教官パイロットが最初のTACネームを決めるそうです。 大抵は希望のどれかが選ばれるようですが、 稀にそうでない場合もあるみたいです。 その本に出ていた例だと、 「濱本」という自分の名字にちなんで「BEACH」としたかったのに、 「ビーチ」だと間延びしていて呼びにくいからと、 "A"を取られて「BECH(ベチ)」とされたとか。 そういえば、だいぶ前の映画ですが、 織田裕二主演の映画「BEST GUY」で、 織田さん演じるF-15戦闘機のパイロット梶谷は、 第5航空団から転任してきたからと、 飛行隊長(黒沢年男)から「これからお前のTACネームは”ゴクウ”だ!」 と名付けられていました。 もちろんブルーインパルスのパイロットもTACネームを持っています。 例えば、飛行隊長の倉田二佐のTACネームはDUNK(ダンク)です。 僕らマニア同士の会話は、「DUNKさんのサインGetしたぜ!」とか、 パイロットの皆さんをTACネームで呼ぶ事が多いです。 なんかその方が親近感が湧きませんか? よろしかったら、こちらをクリックして ブログランキングのランクアップにご協力お願いします。 ↓↓↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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