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テーマ:自然育児を楽しもう(74)
カテゴリ:自然育児
水疱瘡12日目。
カサブタはもう8割がた自然にはがれた。 完治と言ってもいいと思う。 そろそろお外も解禁にしてもいいのでは? 今日はその『ならし』で義姉の家に車で行った。 外気には当てていないが、12日ぶりの外出。 車窓の景色をたのしむ娘。 お風呂もずっと入れていなかった。 東洋医学的にはNGだと聞いたので。 病院ではお風呂OKと言われるそうだ。 よく「現代の家は湯冷めしないから…」とか 「清潔にしてやるほうが大事」とか言うけど、 そういうことではないような気がする。 昔の人は、病気の子どもというのは、 あまり不潔にならないものだという。 普段は毎日ちゃんと汗臭くなったりするのに (母にはいい匂いだけど…) 水疱瘡中は不思議にならなかった。 さすがにお尻だけは毎日シャワーしたけど、 髪の毛は濡れタオルで軽く拭くだけだったのに ずっと汗臭くはならなかった。 熱でかく汗は、汚れると言うよりむしろ シャワーがわりに洗浄してくれてるようだった。 そういった実感みたいなものを信じたい。 むやみな抗菌主義には抵抗がある。 それに、風呂場に連れて行くと 普段は風呂大好きの娘が異常に嫌がったのだ。 泣きわめいて服を脱ぐのを阻止された。 風呂に入るべきでないことを知ってるようだった。 「お尻だけだから!!」と言っても聞かず、 ものすごく抵抗されたので、 「お尻だけでも必要ないのかも…」と思った。 『では身体が正常に戻ったとたんに臭うのでは? 髪がにおってきたら治癒した証拠ではない?』と 勝手に思いつき、風呂に入れ時を判断した。 ちょうど10日目。 大量のカサブタが自然にはがれ落ちた日。 それはもう、ホントに突然に、 「○ちゃん!! あたまクサッ!!」となり、 お風呂解禁とあいなった。 子どもは何でも教えてくれる。 ネットも図書館もテレビも雑誌もなかった時代、 少ない情報、せまいコミュニティの中で、 どう子育てしてたのか不思議に思ったこともあるが、 『ただ子どもを見ていればわかる』のだと知った。 情報が氾濫しすぎて、選択すらむずかしい今、 知識や常識、しがらみや思い込みに邪魔されて 『ただ子どもを見ている』ことが なかなかできないのが歯がゆい。 よく行く蕎麦屋の70歳半ばくらいのおばちゃんに 「今の人は私らの頃よりずっと大変やね」と言われた。 「私らの頃は気楽やったわ。子どもは勝手に育った。 今はいろいろ便利すぎて逆に混乱するし、 お母さんのプレッシャーも大変なものやねぇ」と…。 そうだね。その通りだね。 でもがんばりますから、いろいろ教えてね…と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 17, 2006 12:49:57 AM
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