今日は行政法の授業が4時10分すぎまであったので、その後、ネットで自分の番号を確認しました。48点まで合格点があがることはないとは思っていたものの、今年は合格人数がどのくらいかもわかりませんでしたし、マークミスの可能性もあるので、番号を確認してホッとしました。新試験の受験回数を1回減らすことになるので、択一落ちは避けたかったのですが、慣れない大学院暮らしでバタバタとして、十分な勉強ができず、直前まで受験回避しようか迷っていました。今年は私よりも実力のある友人達が何人も択一落ちになってしまったようです。実力者の方々にとっては、民法で差がつけられず、逆に刑法のパズルで差をつけられるという、非常に厳しい問題だったように思います。私のように刑法パズルだけで生き残ってしまったのは心苦しいような気もしますが、せっかく論文を受けることができることですし、精一杯がんばりたいと思います。
うちの法科大学院では私の知る限り同級生の方々は16人が受験して最低点が46点のはずなので、全員合格していると思います。56点とかとっている人もいるらしく、こういう人たちと500人枠を争うのかと思うとぞっとしますが、私も何とかついていて、みんなで合格できればいいなと思います。法科大学院はむやみに忙しい面もあるので、去年までとは論文対策そのものに割ける時間は激減してしまいますが、何とかうまくやりくりしたいと思います。法科大学院の授業は玉石混交ですけど、少なくとも、民事訴訟法については去年までよりは格段に力がついているはずですし、憲法もかなり見方が変わったように思います。一番やばいのは民法かな。あとは前期に授業がない手形小切手・商法総則商行為。刑事系もちょっと手薄だし・・・などといっていると、全部になってしまいかねないですが・・・。
私は昨年択一で42点という悲惨な点をとって、どうしようかと思いながら慌てて適性試験の申し込みをして、ほとんど何も対策をせずに適性試験を受けることになったのですが、適性試験というのは、本来的には知識を要求していない(基本的な論理式くらいは必要でしょうが)ものなので、当日、頭がきちんと回転して時間配分を間違わなければ、それなりの点数はとれるはずのものです。刑法パズルに通じるところがあるので、苦手な人はそう簡単にいかないかもしれないですけど、落ち着いて、知識がなくても解けるはずだということを思い出してください。時間は不足しがちな試験なので、要領よく解く必要がありますが、中途半端に全部解こうとするよりは解ける問題を確実に解いた方がよいかもしれません。私は日弁連の適性は、96・76・60=232ということで、1部・2部のパズルは高得点をとって、3部の国語が平凡な成績だったわけですが、実はパズルがそれほど簡単に解けたわけでもありません。1部は択一で培ったスピードを活かしてうまく処理できたのですが、2部ではドツボにはまりまくって時間を浪費して、結局5問中3問を解ききって、後の2問は小問を1つだけ解いた段階でタイムアップでした。ということで、本来は76点ではなく64点だったのですが、残りを全て4でマークしたら12点かさあげされて、76になってしまったものです。所詮はその程度の試験ですから、解ける問題をきっちり解いてしまえば、それなりの点数がとれたりするものです。ということなので、全部解けなくてもあせらないことが肝心だと思います。
それにしても、株はひどすぎるな・・・。どこまで落ちるのやら。アメリカがひどすぎるのが元凶なんだよな。今日くらい少しは戻してもよいと思うのだが。インド株なんて上がっているときは誰も気にしていなかったくせに、落ちてくると気にしているのは、株屋さんの大好きな後付理由探しのような気がするのだが・・・。