アイドルポップ7アイドルポップの世界(7)アイドルポップの世界(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) アイドルポップ映像の世界 穂口雄右氏インタビュー アニソンポップの世界(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) アニソンポップ映像の世界(1) (2) 電波ポップの世界(1) (2) (3) (4) (5) (6) 電波ポップ動画の世界 アイドルマスターの世界 「恋はあせらず」トラック世界大会 【もうすぐランクイン】 早見優 / ラッキィ・リップス '83 作曲筒美京平 編曲大村雅朗 80年代アイドル・早見優の7枚目のシングル曲。作曲は筒美京平なので元ネタは何だろう?と詮索したくなっちゃいますが、ちょっと思い浮かばない。明るく元気でポップな曲なんだけど、テクノ風味付けのアレンジで機械臭が鼻につくのとメロディ自体にさほど魅力が無いのが惜しい。ただこの曲、ちょっとソウルフルな女性コーラスがいいんですよね。爽やかで高揚感がありながら、感傷的で豊潤な甘みを感じさせます。テクノなアレンジ、更に主旋律ともミスマッチでちょっとそこだけ浮いた感じだけど、なかなか味の有るコーラスで一聴の価値有りかと思います。 「YOU TUBE」で聴けます。 ポップコーン / ブルーロマンス薬局(ファーマシー) '79 都倉俊一作曲編曲 珍しい兄妹デュオ。子ども向けアニソンにでも使われていそうなファンシーな曲。よく出来てるけどフェロモン全然無いんだよねえ。この無理して明るくスマートに決めたつもりのポーズはいかが?第二画像、全然若さはじけて無いじゃん、、、。「スター誕生 コレクション VOL.2」収録。 本田美奈子 / ONEWAY GENERATION '87 筒美京平作曲 大谷和夫編曲 音楽界ポップス門ノーザンソウル網モータウン目YOU CAN'T HURRY LOVE科DON'T GET ME WRONG属。プリテンダーズ版にそっくりだけど、明るさと溌剌とした感じはこっちのがイイネ。青春強要度高し。 【速報】 「恋はあせらず」トラック世界大会開催決定!! "YOU CAN'T HURRY LOVE" TRACKS WORLD CHAMPIONSHIP TOURNAMENT WILL BE HELD. 松田聖子 / ハートをRock '83 甲斐祥弘作曲 大村雅朗編曲 「ユートピア」収録 音楽界ポップス門ノーザンソウル網モータウン目YOU CAN'T HURRY LOVE科HITSVILLE U.K.属。静かな出だしで始まりいっきにハリーラブに突入というパターンはCLASH版を引き継いでいる。ハリーラブトラックが始まるまでのアカペラ風な静かな出だしがちょっともどかしいが、この曲で確立されたこのスタイルは後に、「森下恵理 / サマータイム・グラフィティ」、「虹野沙希 / 白いTシャツとスニーカー」へと引き継がれていく。甲斐バンドの甲斐よしひろ作曲。リズム、明るさは標準クラス。ただしキラキラとしたシュガーコーティングされた上辺の装飾音ばかりが目立ち、ドラム、ベースといった重低音部が疎かになったアレンジは気に入らない。また、松田聖子の粘着質なヴォーカルとこのトラックに似合わない歯切れの悪い歌詞もマイナスポイント。途中の間奏部分のメロディの高揚感や全体の曲調がなかなか良いだけにちょっと残念。 YOU CAN'T HURRY LOVE (恋はあせらず) トラックの世界へジャンプ 松田聖子 / マイアミ午前5時 '83 来生たかお作曲 大村雅朗編曲 「ユートピア」収録 1983年の日本レコード大賞の「アルバムベスト10」に山下達郎「Melodies」などと共に選ばれた松田聖子通算7枚目のアルバム収録曲。アイドルポップものでアルバム通して佳曲揃いというのはなかなかお目にかかれないけれど、そうした中で本アルバムは比較的粒が揃っており個人的には83年当時「Melodies」ともども愛聴していました。特に「ブルー・アイランド」サイドと名づけられたA面は、「夏、南国、海、プール」といったリゾート感ほとぼしるキーワードをふんだんに散りばめた内容で全体的に明るく爽やかでポップな気分に浸れます。 特に1曲目の杉真理作曲の「ピーチ・シャーベット」と2曲目の来生たかお作曲の本曲への流れが秀逸で、思わず南の島へバカンスに出かけたくなってしまいます。ミディアム・テンポの軽やかなリズムで松本隆による乾いた歌詞を歌うこの曲は、マイアミ午前5時という設定がベタ過ぎるぐらいで異国情緒満点です。メロディやサウンドに特筆すべき内容は無いものの実にいいムードが漂っていますネ。ただこれは他の曲にも言えるんだけど、舞台は南国でも歌ってる内容は結局のところ愛だの恋だのの色恋沙汰ばかりなので少し食傷ぎみになるかな。それと松田聖子の歌唱法もデビュー当時から変化してクセが強くなってきており、甘え加減に歌うところが個人的にはちょっと鼻に付く感じでマイナスポイント。 真野恵里菜 / 世界はサマー・パーティ '09 作曲KAN 編曲佐々倉有吾 ハロー!プロジェクト所属のアイドルによる「恋はあせらず」トラック。このハロプロという集団は多くの粗悪な「恋はあせらず」トラックを乱発し、ハリーラブ愛好家としては悲しい限り。ハリーラブは出来の悪い、いまいち煮え切らないメロディであっても、これに載せればそれなりの明るく元気なポップスに仕上がってしまうという、編曲者にとっては麻薬的魅力を持ち合わせた伝家の宝刀的魔法のトラックです。しかしだからと言って安易に大量生産し粗悪品をばら撒いていいというものではありません。じっくりと練成・趨向し、丹精込めて愛情を持って接して欲しいものですね。 そんなハロプロ集団の作品の中ではいまのところ最良と呼べるのがこの曲です。明るく晴れやかなメロディと軽やかなピアノが特徴的。しっかりタンバリンも入ってるし、ホーンの華やかさ、ベースの躍動感も及第点。歌声はいまいち瑞々しさに欠けるけど、バックの掛け声がそれを補ってる感じ。ただ世界名所巡りみたいになってしまった歌詞の世界観は、ちょっとリアリティ無さ過ぎるかな。 真野恵里菜/世界はサマー・パーティ PV 歌詞付き ももりん / 恋のキュララナ海岸 '13 作曲ももりん 編曲補佐トテセフーネ ドラクエ10のプレイヤーで「ももりん」という方が、ドラクエ10をテーマにした曲を自ら作曲し歌っています。所謂二次創作の同人音楽ってところでしょうか。その曲が如何にも80年代アイドルポップ風なので、ザ・スーパー・ポップ宣言で取り上げない訳にはいきません。曲は2013年夏に行われたキュララナ海岸のイベントを舞台にした恋愛模様がテーマとなっているようです。手作り感の強いサウンドだけど、明るく可愛らしい爽やかなアイドルポップとなっていますね。随所に既聴感が強いフレーズが聴けるけど実際に誰の何て曲か思い浮かばないなあ。 動画は明るい太陽の陽射しの元での海水浴のシーンなどで構成されています。主人公のももりんはプクリポという種族の女の子。これまでプクリポについては、ぬいぐるみ的な得体の知れない小動物程度にしか思っていなかったけれど、こうしてアイドルポップにのって楽しそうに遊ぶ姿を見てみるとなかなか可愛らしくていいですね。思わずももりんのファンになってしまいそう。普段は強ボス討伐など戦闘ばかり楽しんでいる私には、こうして仲間同士でポーズをとって写真を撮ったりして楽しんでいるプレイヤーを見るのは新鮮ですね。そして何より曲を自作して動画をアップしてしまう「ももりん」さ
「YOU TUBE」で聴けます。 ももりんさんのドラクエ・ブログ「ももりんだいありー」はこちらです。 八木田麻衣 / キミはボーイフレンド '92 作曲HAPPO 編曲HAPPO,佐藤剛 「Mai from TOKYO PERFORMANCE DOLL」収録 東京パフォーマンスドールの八木田麻衣のソロアルバム収録の「恋はあせらず」トラック。基本的にちょっと打ち込み・機械臭のあるトラックでサウンド的には特に際立ったものは有りません。強いて言えばエレピでハリーラブ・ベースラインをなぞる箇所が心地よく、これをもっと多用すれば面白いトラックになったかも知れませんね。全体としてハリーラブの持つ本来的な軽やかさとノリの良さは損なわれることなく適度な快活さを表現出来ています。 一方メロディの方はなかなか良く出来ていて、少し湿り気を帯びているものの若者の淡い恋心を切なげに、瑞々しく描ききっています。派手さは無いもののなかなか魅力的なメロディラインだと思います。ジャケの八木田麻衣さんはボーイッシュな感じを受けますが歌声の方は至って普通に女性らしいですね。ちょっとパフォーマンスは落ちますが「YOU TUBE」で少し短いライブ版が聴けます。 ゆうゆ(岩井由紀子) / 天使のボディーガード '87 作曲後藤次利 編曲佐藤準 リサ / 私の恋は自由型 '83 作曲井上大輔 編曲鈴木慶一 「テクノは敵」を公言している私ですが、それを意識したのはYMOが登場した時。音楽とはそもそもソフトウェアな訳だけど、当時のテクノ・ミュージックの「最新のテクノロジーを屈指した楽器を使った音楽」という、ハードウェアをことさら強調した姿勢、概念が気に入らなかった。しかも「最新の技術」=ナウい、テクノこそが流行の最先端であり、高感度人間の聴くべき音楽という持て囃され方も鼻についた。決定的だったのが、当時伊藤つかさファンであった私(笑)の愛聴盤であった伊藤つかさのアルバムが、2NDアルバムでは思いっきりテクノ路線に変更され、アイドル本人の持ち味を殺した、テクノ・ミュージシャン本位の劣悪な内容になってしまったことだった。そんなこんなで私のテクノ音楽に対する憎悪は根深い。 そんなテクノポップから一曲アイドルポップを選ぶとしたら、このリサの「私の恋は自由型」になる。個人的遺恨を排除し、純粋な気持ちでテクノ歌謡関連のコンピを一通り聴いたけど、結局この曲以外に魅力的な曲は無かったですね。曲はムーンライダーズの鈴木慶一氏編曲の明るめのテクノポップで、サーフミュージック風コーラスに、カタコト日本語のヴォーカルが特徴的。カタコト日本語って「ベッツィ&クリス / 白い色は恋人の色」みたいに妙に魅力的ですよね。ここでのリサ嬢のヴォーカルは輪をかけてカタコトで、いまいち落ち着かない変てこな曲展開や、当時最新のテクノ楽器の醸す「結局やってこなかった偽りの近未来感」とマッチしてなかなか面白い内容になっています。「テクノ歌謡 徳間ジャパン編 あいつはインベーダー」というコンピに収録されています。 「YOU TUBE」で聴けます。 若林加奈 / セプテンバークイーン '85 作曲岸正之 編曲鷲巣詩郎 エコーのかかったドラムがドカンドカン鳴り響くスペクター系サウンドで、メロディの出来もなかなか良い爽やかで気持ちよい作品。「おしえてアイドルRESPECT 日本コロムビア・リクエスト編」収録。 渡辺めぐみ / 誘われて南南西 作曲/小杉保夫 編曲/若草恵 '82 よめきんトリオなどで活躍したアイドル渡辺めぐみのセカンドシングル曲。イントロ、Aメロなど暗めの出だしで、これはある意味山口百恵辺りから受け継がれてきた日本の70年代アイドルポップの王道的展開。当ブログではポップな曲ばかりを取り上げているけど、日本のアイドルポップの実態はこんなもんですよね。サビでようやくポップに転調、「風は南南西♪」ということで南国リゾートを彷彿させるけど、いまいち高気圧や乾ききった熱い風を感じさせる程でもないのが惜しい。「YOU TUBE」にあるPVを見てもその辺を意識してはいるみたいんだけどね。ただ暗いなりに全体としてはキャッチーな出来の良い曲だと思います。おまけ画像は南南西ということで私のお気に入りのタヒチのボラボラ島を。 【おまけ画像コーナー】 吹田明日香 同志社大学時代、クラスメート(彼氏?)と。 ユミ飛鳥 ユミ飛鳥 梅木マリ 水島裕子 / テンパイポンチン体操 '85 TV朝日系深夜番組「グッドモーニング」 Cherry Creekさんの「昭和TVワンダーランド」で話題になっていたので便乗。 「恋のバッキン」 オナッターズ~私もアイドルやってましたのヨん(2)~参照。 オナッターズなどを輩出した伝説の深夜番組。その番組の名物の一つがこの水島裕子のテンパイポンチン体操だった。オナッターズの映像は残してあるんだけど、このテンパイポンチン体操は残さなかったのが悔やまれる。これでは見ずらいんですが、左ページの一番大きな写真、大陰唇が見えてる感じなんですヨ! アパッチ / デビュー発表会 レインボーシスターズ なりきり飯島愛大会 飯島愛本人も出演! なりきり飯島愛大会 これが飯島メメちゃんだ! 岡田有希子 アイドルポップ映像の世界へ ジャンル別一覧
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