前回、2回にわたって、
「書きたい時に、書ける力を着けるのは、義務教育で」
について書きました。
そこでは、とにかく、
日記などを書くことを続ける事
の大切さを記してきました。
これには、賛同のコメントをたくさん、戴きました。
ありがとう御座いました。
そのようにして書くと書く力は着きますが、
理論的な文章(説明的文章)を書くとなると、はて?
となってしまいます。
これは、子供を見ていてそう言えるのでした。
そこで、僕等の研究会では、これをどうしたら良いか研究をしてきました。そこで気づいたのが以下の事です。
1 説明文(理論文)とはどういうものか、どういう構造になっているか を、
子供に発見させ授業をする。
2 その上で、それでは、どのように書いたらよいか、それを考えさせる。
3 実際に書いてみる。
と言う事でした。
今回は、1について、述べます。
ご感想・ご意見をお寄せいただければうれしいです。
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説明文(理論文)とはどういうものか、どういう構造になっているか
1年生から、理論的な文章(説明的文章)は、教科書で学んでいます。
ですから或る作品を例にして、
説明文には、次の事柄が含まれている、
次のような構造になっているものが多い
を学習できるといいと思います。
実際、1年生の理論的な文章(説明的文章)でも、分析をすると次の事柄が含まれています。
1 筆者の主張(伝えたい事)
2 主張(伝えたい事)を分かってもらうための理由付けとその資料や事実の提示
3 再度、主張の提示
これらのことが、子供と確認できるといいと思います。
今まで、この説明文を書かせる指導は、手薄になっていました。
説明文の読解の読解の指導と関連させてすると、効果的です。下記で、その重要性を訴えています。
小論文が書けるようになるまでその1
小論文が書けるようになるまでその2
小論文が書けるようになるまでその3
小論文(いちおうまとめ)
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上記の考えで研究し、まとめてきたのが、下記の本です。
『小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年
(読売教育賞賞外優秀賞 受賞)
波多野完治さんから、「新しい作文教育の提案です」と言うコトバを戴きました。
残念ですが、絶版です。しかし、アマゾンの古書で売られています。
* 次のサイトで、大変重要な教育問題を取り上げています。コメントがたくさん寄せられ、皆さんの関心の高さを示しています。一度、ご訪問される事をお薦めいたします。
冬の花 ― 正義について 2