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カテゴリ:・・・手首化(見ないで書ける)
この間、2年生の孫と会った別れ際、
「勉強は、どう?」 と聴きましたら、 「漢字が難しい」 と、自信がなさそうに小さい声で言っていました。 「今、なにをならっているの?」 と聴くと、 「かお」 と答えました。 書かせてみると、書き順が、確かではありません。 それで、 「漢字が、確かに書けるようになるには、 毎日、同じ字を3回、続けて練習をするといいよ。」 と言って、おきました。 しかし、これでは、孫は、どうすればいいか、分からないと気づきました。 先ず、文字がどのように書けるようになればいいか、 話さなかったからです。 その目標を提示して上げる必要をがあったと思いました。 目標は、習った文字を使って、自由に書きたいことが書けるです。 これは、手首化(てくびか)と呼びます。 これは、これからの学習をしていく上で、必要な事だからです。 次の子供の記録は、その事が、できています。 このようにしたいです。 ・・・・・・・・・・・・ 『かさこじぞう』 2年生の子が、 その語・句・文・文章 を読んで 感じたこと・考えた事を書きました。 『移動教室の記録』 一人、100枚平均書きました。 少ない子で、30枚でした。 『戦場が原』の様子です。 子供にとっては、初めての光景です。 記憶に残っています。 僕等より、ずっと、記憶力はいいですね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ このようにするには、漢字書きの練習をどのように続けるか、です。 ポイントは、その続け方です。 かなは、いつも書いているので、まあ、書けるようになりますから。 先ず、子供が喜んで、練習するような配慮をしたいですね。 そのためには、 1 1度にたくさんの漢字をドドットやらせるのではなく、数を少なくして、 2 それぞれの漢字を書く回数を少なくし(1字について、3回) 3 先ず、10日ほどを続ける事、(ここは、1日おきでも良い) 4 その後、様子を見て、10日に1回復習する。これを100日ほど繰り返す) これだと思います。 とにかく、続けて書けば、手首化(書けるようになる)されるのですね。 問題は、どう続けるかですね。 この理屈は、簡単な事です。 でも、その実行ができるかどうか。 子供が、書けるようになって、 この理屈が、理解された事になります。 理解されれば、 その子は、今度は、自分の子に伝えるでしょう。 * 教育基本法を変える事に精力をとお金を使うのではなく、 今、大切な事は、 このようなことを先生方が研究できる勤務条件を作り、 いい教育をしてもらう事だと思います。 多くの方にお読みいただきたいので、ブログランキングに参加しています。 よろしかったら、クリックをお願いします。1日1クリック、有効です。 ・・・・・・・・・・・ 以上のような考えに基づく漢字学習の4年生の本が出版されました。 6月には、2年生が出ます。 下記の本は、僕等の研究会が、まとめたもので、漢字教育のあるべき理論と実践を載せています。総合的なものです。 「1セット5過程」について触れ、文作りの実践も載せています。 しかし、まだまだ、十分とはいえません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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