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カテゴリ:読解力
読解力を高めるには、どんな力が必要なのでしょうか。「語彙と文法は、民族語の核心である」と言われています。このことから、語彙と文法が、読解力高めには必要な要素だと言えますね。 語彙については、このブログで、漢字語(熟語)のことなどについて、考え合ってきました、特に漢字語については、その回数が多くなっています。それは、漢字語を理解させるには、工夫が必要だからですよね。 たとえば、下の画像の易を使った漢字語、この易の意味が、どの意味で使われているのかという、吟味がまず必要ですね。 そのことと併せて、その読み方を選ぶことになりますね。
意味としては、 読み方 やさしい・・・・・・・・安易 容易 簡易 難易 ・・・・・・・・・イ 取り換える・・・・・貿易 交易・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エキ えき・・・・・・・・・・易者 易断・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エキ
次は、文法です。文法では、まず、主語と述語をはっきりさることだと思います。そのうえで、主語を詳しくしている言葉(修飾している言葉)、述語を詳しくしている言葉、これを、はっきりとさせるといいのだと思います。具体的には、過去のブログを引用して、説明してみます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ February 22, 2007
4年生で、指導される『手袋を買いに』を例に、下記の事を考えて見たいと思います。 暗い夜が、ふろしきのようなかげを広げて、野原や森をつつみにやって来ましたが、 雪はあまりに白いので、つつんでもつつんでも、白くうかびあがっていました。 これは、『手袋を買いに』からの一文です。少し、複雑な文ですね。ですから、主語と述語をはっきりさせないと、読解にならないですよね。 さて、この文の中の「つつんでもつつんでも」は、 何がつつんでもつつんでもなのでしょうか。 これを決めないと、この文の意味を、 正しく読解しないと、 それは、読み聞かせの声になって出て来てしまいます。 それは、読み手は、読解ができてないから、 必要以上に速口で読んでしまったり、 一音一音の発音がいい加減で、滑ってしまったりする事になるのですね。 いわゆる誤魔化し読みですね。 上の文ちゃん人形の右にあるように、 つつんでもつつんでもの主語は、 夜が(暗い)ですよね。 それから、述語の「浮かび上がっていました。」の主語は、 雪ですね。 本日は、主語と述語をはっきりさせて読むことについて 考えてきました。続きます。参考資料・・・『新・文法教育の実践』(初級) 松山市造・小松善之助編著 一光社 ご面倒でしょうが、
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