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カテゴリ:誰もが書ける作文教育(文ちゃん人形)
夕べ、妻と食事の後、話ををしていましたら、2年生の担任の先生が、文集を作る単元があって、それを1月からしているが、作文が書けないので、困っているという話をしてくれました。1月からしているということは、その先生は、熱心にやっているなと、感心しました。 ただ、これだけに期間かけて、やっているのに、まだ、できないというのは、作文の指導がについての知恵を持ったらいいのになあと、思った今日さんです。では、お前さんのその考え・方法はどなもの? そのことを概略書きますね。詳しくは、このブログのカテゴリーの作文の所をご覧くださいね。 まず、今日さんや研究会の仲間の指導で、子供たちがどれだけ書けるようになったかをご紹介しますね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 始めに、2年生が、書いた作文をご紹介致しますね。 この作文は、子どもが、書きたい事を書く力を身に付けて、書きたい欲求があると、このように書けるものだというサンプルとして、公開したものです。
次は、6年生の『川とノリオ』の読解の授業の中の ある子どもの書き出し(読解)です。
さて、このように書けるようになる指導をの中で、書けるようにするには、次のようなポイントが、あることが見えてきました。 1 話すから書くへの移行を考える。(文カードを使う)・・・・後で、出てきます。 2 一文を書く指導をしっかりする。(文ちゃん人形を使う) 3 何と書くのかの指導(三大ニュースの導入) 4 文学的文章も書かせる(想像の文章) 5 共同助言を取り入れる(話し合い) 6 できれば、毎日書く(一日5~10分でよい) 7 教師・保護者などは、あったいコメントを
ピアノは、少しずつでも、続けることで弾けるようになりますよね。歩行も、立っては転び、転んでは立ち、それから、歩きだし、数年、歩き、それから、普通に歩けるようになるのですよね。 書くこともピアのも歩行も繰り返すことで、だんだん力がつくのですよね。1年、続けたら、書く力は、着いて、しまっています。これをしないで、急に文集の文章をと言っても、子供は負担が大きいですよね。 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 文ちゃん人形を使いました。 子どもたちは、普段は、主語(あたま)と述語(からだ)を意識して読んだり、書いたりしていませんからね。 「僕は(あたま・主語)、水が飲みたい。(からだ・述語)」は、「水、飲みたい」で済ませていますね。 「僕は、水を飲みたい。」 などと、言っていたら、 「何、気取ってるの」 なんて、言われてしまいますね。 しかし、書く場合は、これでは、作文には、なりませね。 「水、飲みたい」は、主語(あたま)省略ですね。 これは、頭無し人形ですね。 そこで、次の文ちゃん人形を使って、 この主語(あたま)と述語(からだ)を意識させるようにしたのです。 (これは、僕等の研究会の武部優子・元校長先生のアイデアです) 詳しくは、下記で。 誰もが書けた作文教育 (4) 指導段階ですが、先ず、「話す」からです。 一文(例えば、「僕は、魚が好きです。」などの)主語と述語を入れて話ができたら次のようなカードをおいいてあげました。 二文、できたら、2枚のカードです。 ・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 子どもたちは、このカードを取るのが面白くて、文をドンドン考えて作っていきまいた。 このようなことを、3日ほど続けます。 これは、慣れたら、かードの代わりに、おはじきでもいいですね。 そして、今度は、 その話を紙に書かせました。 子どもたちは、ここでも、幾つの文が書けたと喜びます。 こうして、文を書くことが、自然にできるようにしていきました。 「話す」から「書」くへの移行です。 これは、6年生でも文が書けない子には有効でした。詳しい報告は下記の本に出ています。 *** 『小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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