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カテゴリ:国語科目標・構造・計画・言語意識直結観
偏った学び方ではなく、必要なことの全体を指導する、これが、義務教育で大切なことではないでしょうか。 僕が育った時代は、音楽科は、歌だけでした。ですから、40歳すぎて、歌が、好きになって個人レッスンを受けましたらコンコーネが、レッスンの中にあるのですが、それを見て、視唱できないのです。先生は、あきれていました。それまで、そういう授業を受けたことがなかったのです。 ですから、今でも、楽譜を見て、歌えないのです。ピアノは、ソナチネ程度は、弾けますが。 このようんことがないように、小学校・中学校の教育は、必要なことは、指導するようになっているのですね。 では、国語科は、どうなっているのでしょうか。文図で見てみましょう。 上の図のように、先ず、言語能力高めと言語諸知識高めに分けて、考えるといいようです。 言語能力高めの中に、 ・読む ・聞く ・書く ・話すが入ります。
それから言語諸知識高めの中に、 ・文字 ・語彙 ・文法 ・音韻が入ります。 ここで、もっとも大事なこと、ことは、それぞれが、相互作用の関係にあるということなのですね。お互いに深く関係しあっているということですね。 このことは、すべてのことを、ちゃんと学習することが大切であるということ表しているということなのではないでしょうか。 上の図の下の説明にもありますように、たくさんの読み聞かせをしてもらった子は、その力が話す・書く・読むなどにも好影響をすると、よく言われていますね。(これも、相互作用の結果ですが、だからと言って、読み聞かせだけに偏ると、困ることも出て来ますよね。) 大学で、漱石を研究したので、文学が中心の授業をしている方がいるが、これは考えものだとお書きになっているブログがありました。その通りですね。 文学は、大事な領域ですが、国語科のすべてではなく、一部ですからね。 本日のブログの内容を応援してくださる方は、下のマーク、ボッチとクリックをして戴けるとうれしいです。
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