前回、<この作文が、書けるようになった指導過程を次回、書く>
とお約束をしました。
そのお約束を、本日は、少し書きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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次は、6年生が『川とノリオ』の授業の中で書いた書き出しです。
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誰もが書ける作文の指導
『川とノリオ』の読解で、ノリオの心情を書き出しています。 自分が考えた事を、自由に書いています。 このようなレベルで、すべての子供が書けるようにしたいですね。 そのようなことができて、自分が自立して生きていく力が持てるのですから。 それが 憲法が日本の未来を託した「人格の完成」 を目指す普通教育の中身 だと思います。 * 今日さんが、6年生の頃は、この子どものようには、とっても書けませんでした。 教員養成大学を卒業してからも 「今日さんが、話していることは、何を話しているのか良くわからない。」 と言われたり、 「どんなことを書いているのか、意味が分からない」 と先輩の先生から言われたりしました。 自分の勉強不足もあったのかもしれませんが、学校で教える国語科教育には、 不十分なところがあったことは、今になって見ると、良く見えて来ます。 さて、子どもが、このように書けるようになる指導をするには、 次のようなポイントが、あることが見えてきました。
1 話すから書くの過程を経る。(文カードを使う)・・・・後で、出てきます。
2 一文を書く指導をしっかりする。(文ちゃん人形を使う)
3 何を書くのかの指導をする(三大ニュースの導入)
4 文学的文章も書かせる(想像の文章)
5 共同助言を取り入れる(話し合い)
6 できれば、毎日書く(一日5~10分でよい)
7 教師・保護者などは、あったいコメントを | [ 誰もが書ける作文教育(文ちゃん人形) ] |
などです。
本日は、その要点のみでしたが、次回、具体例を示して、
説明をさせて戴きます。
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本日のブログは、下記の自編著書をもとにしています。
*** 『小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年
(読売教育賞賞外優秀賞 受賞)小林喜三男・田村利樹編著
波多野完治さんから、「新しい作文教育の提案です」と言うコトバを戴きました。
残念ですが、絶版です。しかし、アマゾンの古書で売られています。
表現よみ総合法教育研究会
http://hyoukyouken.gooside.com/
下記は、僕らの研究会員が、まとめたもので、上記のことが具体的に記述されています。(1年~6年・ルック刊)