サンセットヒルの愉快な仲間

今年の猟期も11/１５日の初猟日に仲間と出猟して以来猟野には出かけていません。

その理由は色々とあり、まず第一に私の事業所の土地の賃貸契約を結んだために、来年の２月までに事業所用地を明け渡さなければならないことにあります。

私の苦難の人生において、様々な障害を乗り切って、ここまで継続してこられた我が事業所にある工具等と、大いに楽しませてくれたモータースポーツに絡むシルビアS13とエンジンその他のパーツ等をしみじみと思うと、工場解体と同時に簡単に処分するには忍びない思いが募ってきます。

悩みに悩み考えに考えてぬいても、賃貸契約の土地の後に残った土地では事業を継続することは不可能であり、小規模な車庫を建てて自分の車を整備する程度のスペースしか残りません。

その狭い土地スペースに、いかに今私が事業に所有しているリフト含む工具等の最低限必要な確保と、処分するには忍びないS13シルビアの保管場所をいかに確保するかと考えると、大いに悩み深しで、今月に入ってから、この事ばかりが思うようにはまとまらず、何とも悩み深しで胃腸の調子が最悪の状態です。

考えれば考えるほどに悩みは深まり、その悩みの最大の理由は何かと冷静に分析すると、他人から見れば何のことはなく、只々今まで生きてきた過去に対する未練に縛られているだけという事になり、経済的理由だけでは割り切れない未練の悩みとなります。

経済だけで割り切れば、今現在６７歳の私が生活するうえでは十分の地代が入る予定ですから、未練さえ立ちきれれば何のことは無しなのですが。

我が愛車だったシルビアS13への未練も、別れた女性への未練に同じで、長く続けてきた商売道具等への簡単には断ち切れない未練等、いざ処分するとなると簡単には割り切れない感情に悩まされることになります。

しかし、私の場合はそれらに拘っていると莫大な量の未練が残る為に、ここは冷静沈着に最小限に割り切らなければなりません。

どれを残し、どれを処分すべきか...、ああっ!...悩ましき事この上なし。