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高校2年生の頃の一時期、
ヒートウェーブというバンドを聴いてました。 漁師の海鮮丼?のような荒削りで新鮮で粋な 美味しい音を聴かせてくれました。 僕はある曲の あいつは梁のない家を建てた 深夜に思い悩んで首を吊ることができないように だけど僕は敢えて梁のある家を建てる 死にたいときにはいつでも死ねるように というフレーズがやけに気に入っていて なにかにつけてそのフレーズを引用していました。 「テスト前だけど敢えて勉強はしない、なぜだと思う?」 「死にたいときにはいつでも死ねるようにさ。はっはっは。」 若気の至りです。 それはさておき、それから10年が経ち・・・・ TSUTAYAで彼らのベストアルバムが 偶然目に止まったので、懐かしくなって借りて聴いてみました。 すると、深い味わいがあってものすごく良いのです。 当時の若い僕にはわからなかった良さがしっかりと掴めるのです。 音という対象はまったく変わらないのに 自らが変化することによって対象に対する感覚が変わるということ、 外にはそれ自体がそのままに存在していて それには良いも悪いもなく、 さて、自分がどのように関係していくか、という 姿勢を再確認した日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 6, 2005 12:45:09 PM
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