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星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2022.06.01
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​ 今朝のネットのニュースで、村上春樹氏の作品が「AMAZON オーディブル(日本語では初)」によるオーディオブック制作が決定し、10作品のうち3作品が今日(6月1日)から配信というのを知りました。

   
​「海辺のカフカ」 故「蜷川幸雄」氏 演出

 作品1:「ねじまき鳥クロニクルー第2部  予言する鳥編」の朗読を「藤木直人」さんが担当とあり、2015年にシンガポールでも舞台公演された「Kafka on the Shore(海辺のカフカ)」を思い出しました。藤木直人さんは家出したカフカ少年が四国で辿り着いた図書館の司書「大島」さん役で、トランスジェンダーという難しい役を実に爽やかに演じていて今でも強く印象に残っています。村上春樹作品への思い入れも人一倍あると思うので、朗読にも大いに期待するところです。



 作品2:「職業としての小説家」の朗読は私にはちょっと意外な「小澤征悦」さんです。コメントには「高校生の時からずっと村上春樹作品が大好きで、村上氏の声が詰まったこの本を朗読させてもらえることになって物事を突き詰める姿勢や行動力など改めて気づかされることがあった・・」とあります。私自身は2016年に読んでちょうどそろそろ読み返そうかと思っていた時でした。何故日本の文壇に属さずにここまで小説家として成功するに至ったかについても納得させられる一冊で、人生の指南書的なところもあります。

 作品3:「蛍・納屋を焼く・その他の短編」の朗読は「松山ケンイチ」さんです。「納屋を焼く」は韓国の「イ・チャンドン」監督によって2019年に映画化されています。

 以前に何かで村上春樹氏は「映画化されない(出来ない)ような作品を書いていきたい」とインタビューに答えていましたが、意に反してか今年は「短編集 女のいない男たち」の一篇「ドライブ・マイカー」が素晴らしい脚本と脚色でアカデミーの「国際長編映画賞」を受賞したり、さらに注目度が上がっている感があります。

 ハルキストの端くれとしては、今年こそ村上氏自身は「特に欲しい賞ではない」と言っている「ノーベル文学賞」を受賞して欲しいなぁと勝手に期待が高まっています。







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最終更新日  2022.06.02 10:11:50
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