12月16日公開
今朝の「あさイチ」のお薦め映画のコーナーで「チーム・ジンバブエのソムリエたち
(Blind Ambition)」を紹介していて、ワイン好きとしては是非見てみたい映画です。
ネットでも調べてみると、2008年の南部アフリカのジンバブエ(国名は古代遺跡の石の館に因んで名付けられた)で起こった金融危機のため難民として南アフリカへ逃れた4人の男性がそれまで飲んだこともなかったワインに魅了され、最終的にはフランスのブルゴーニュで開催される「世界最高峰のブラインド・テイスティング大会」に挑む姿を追ったドキュメンタリー映画(96分のオーストラリア映画)でした。
早速予告編を見てみると4人のテンポの良い会話や大会に挑むことになった背景、ブルゴーニュの景色などが映し出されます。
「初めてワインを飲んだ時をはっきり覚えている・・全く好きになれなかった」
「全員ワインとは無縁で興味も知識もゼロ、命げけでジンバブエから逃げて来て今、南アフリカにいるが死ぬまでジンバブエ人だ」
「ワインは赤と白しか知らなかったがワインに魅了され・・」
この魅了されるきっかけや瞬間を知りたいものです。大会に参加するための交通費さえ無い4人はクラウドファンディングで資金を集め、憧れのブルゴーニュへ。そして限られた経費で雇ったワインのコーチが一癖ありそうですが、どのような指導を受けたら短期間で結果が出せるまでになれるのかもとても興味深いです。4人からは葡萄品種や産地の名前もどんどん出てくるようになって、予告は「2001年のサン・ジュリアン」で終わっています。
ジャマイカで雪を見たこともない人達が冬季オリンピックの「ボブスレー」に挑戦した感動のスポーツ映画「クール・ランニング」に因んでクール・ランニングのワイン版と言われているようです。