|
テーマ:ビールを語ろう(2286)
イタリア系食材店「Providore」はシンガポールで8店舗展開していて、その中でカフェ、チーズルーム、クッキングスタジオ等があり一番広いスペースを保有しているのがチャイナタウンの近くにあるDown Town店です。先日チーズを買いに行った時、ワイン以外のビールと日本酒のそれぞれのセラーの中を見てみると珍しいラベルのビールが目に止まり、早速試しにと購入しました。何か軽いおつまみをと店内を物色していると日本の手焼きせんべいがあったのでこれも1枚(2ドル)購入しました。購入した全てのお酒や食べ物はテーブル席に持って行って自由に飲食可能です。
![]() ![]() ビールの350ml缶とほぼ同じ33clで10.5ドル(千円くらい) 「Duchesse de Bourgogne(ブルゴーニュ侯爵夫人)」という名前のビールで、カップに注いでみると黒ビールや薄いぶどうジュースのような色合いで一口飲んでみると私には甘口ながらアルコール度数の高さが際立っているビールでした(裏のラベルにはアルコール度数6.2%とあり納得です)おつまみの手焼きせんべいはこの多少甘いビールには砂糖を絡めたおせんべいの方が良かったかなぁと・・(おせんべいも5種類くらいあって迷いました) ボトルのラベルが素敵なので何かに使えるかなと持ち帰って、よくよくラベルを眺めた後ネットでこのビールについて調べるとベルギーの「ブロウウェリヴェルヘーゲ」によって製造された「フランダースのレッドエールスタイル」のビールで、一次発酵と二次発酵の後ワインのようにオーク樽で18ヵ月間熟成させるそうです。ちょっとワインの味わいも感じた理由が分かりました。 そしてビールの名称は「シャルル・ザ・ボールド」の一人娘のブルゴーニュ侯爵夫人(1457年 ブリュッセル生まれ)に敬意を表してつけられたそうです。乗馬事故で亡くなったという説明もあり話は飛んで源頼朝が落馬で亡くなった事まで思い出してしまいました💦フランス旅行の時にビールを飲んだ記憶も無くブルゴーニュという名前が付いていてもフランスよりベルギーで人気のビールなのかなぁと・・。ちょうどベルギービールが飲みたいと思っていた時だったので異文化食体験も満喫させてもらいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.10 12:08:10
コメント(0) | コメントを書く
[星の国ライフ 食とワイン(時々日本のお酒)] カテゴリの最新記事
|