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星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2024.08.29
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カテゴリ:本帰国で再発見!
 昨日のNHK「あさイチ」で「盆栽」を取り上げていました。中でも緑の樹と白い幹のコントラストが斬新な盆栽は白い幹が既に枯れているという説明に驚きました。白い幹の内側に生きている茶色の幹が見える盆栽も紹介していました。

 思い出すのはシンガポールでも盆栽専門店があった事、高級和食店でカウンターにデイスプレイ用として大き目の盆栽を置いていた店があった事、ドンキでも小さい盆栽が数種類売られていた事です。

 盆栽も観葉植物の1種類と思いながら調べてみると若干の違いがあるようです。

① 基本的に、室内の直射日光が当たらない場所でも育てやすいのが観葉植物、屋外で日光や風を当てて育てるのが盆栽。
② 
鉢に植えている木や花を楽しむものが観葉植物、植物を中心とした周りの景色を楽しむものが盆栽。
③ 
インテリアや癒やしが目的のため植物そのものではなく植物を置いた空間全体が主役なのが観葉植物、植物そのものが主役であり手を加えて小さな鉢のなかで大自然を表現しているのが盆栽。

 言われてみればなるほどという感じです。盆栽の歴史についても調べてみると
起源は中国で2000年以上の歴史を持つ重要な文化だそうです。
少なくとも2500年前には、既に樹を鉢に植えて育てる趣味があったようで中国での呼び名は「盆景」です。日本には平安時代から鎌倉時代あたりに伝わり日本の文化として多くの人々に愛されてきたとあります。


 日本に盆栽が伝わってから鎌倉時代、室町時代には絵巻物や謡曲に盆栽が登場しているようで、江戸時代では3代将軍「家光」が熱心な盆栽の愛好家だったそうです。今では「BONSAI」の表記で世界中で人気となっている盆栽ですが、起源の国「中国」を超えて盆栽と言えば「日本」という評価は本当に嬉しい限りです。



 因みに番組の最後に「AとBどちらの盆栽が2500万円でしょう?」とクイズが出され、答えは右のAでした。緑の樹と白の幹のコントラストが素晴らしいだけでなく、幹の部分は角度を変えると上部が完璧な龍の頭になっています。ただ左Aも1250万円とかなりの高額にちょっと驚きです。






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最終更新日  2024.08.29 11:11:32
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