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カテゴリ:広島東洋カープ
『藤井になって良くなった?』
最近のニュース報道では「城島よりもキャッチングが良く、リードも良い藤井を起用し始めたおかげで、チームに勢いが生まれた」といった声が良く聞こえます。 しかし、楽天の野村元監督が執筆された著書『あ~ぁ楽天イーグルス』では藤井のことを「確かにキャッチングは素晴らしいが、観察や洞察する能力に欠けており、使命感も足りない」といったことが書かれており、ブラウン前政権時代も藤井は殆ど起用されることなく、二軍でしたし、正直どちらが正しいのかが不透明です。 そこで、藤井に対してもリード得点を用いて計ってみることにしました。 その結果が以下の通りとなっています。 投手陣DIPS:3.09 年間予想失点:439点 藤井捕手防御率:3.18 年間予想失点:452点 リード得点:-13点 う~ん、この計算では藤井捕手は本来の投手陣の実力よりも余計に失点を生んでしまっているという計算になりますが・・・、移籍一年目なだけに一年だけで判断するのは難しいかもしれません。 また、城島よりもということなので、城島の方も調べる必要があるでしょう。 ただ、単純にリード得点を見れば広島の正捕手である石原よりも更に低い数字となっていますね。 とはいえ、現時点では楽天の元監督二人の目利きの方が正しいということになりそうですね。 一方で巨人の正捕手である阿倍は、打撃こそ高評価を受けているものの未だにリードは・・・という評価です。 そこで、阿部に関しても算出してみることにしました。 結果は以下の通りとなっています。 投手陣DIPS:3.26 年間予想失点:463点 阿部捕手防御率:3.09 年間予想失点:439点 リード得点:24点 阿部は自らのリードで24点もの失点を防いでいるという計算になりました。 打撃だけが先行されていますが、この計算ならばリードでもしっかりと投手陣を支えているということになりますね。 阿部は攻守の柱という本当の巨人のリーダー的存在であり、その存在がいるからこそ2位へと息を吹き返しているのかもしれませんね。 また、リード得点に関してですが、正捕手として出場している選手は比較的マイナスになりやすいのかなと思っていた疑問を阿部が覆しましたね。 どうやらリード得点は決まった展開には嵌らないのかもしれませんね。 とりあえずはシーズン終了後まで続けてみたいと思います。
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最終更新日
2011.08.21 11:12:58
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