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カテゴリ:広島東洋カープ
『FA細川の影響は如何に!?』
続いてパリーグに目を向けてみたいと思います。 日本一に輝いたSBは西武の正捕手細川をFAによって獲得しました。 細川といえばあの野村監督がリードに長けた捕手と評するなどリード面での評判が高く、更に強肩であることから現在のプロ野球界で最も捕手らしい捕手と言えるのではないでしょうか。 このFA移籍に伴い、それまでの正捕手候補であった山崎や田上らが控えに回り、捕手陣の地盤が表面上では固まり、投手陣も軒並み良好な数字を示しています。 それでは細川が与えた影響はどれほどのものだったのか見ていきたいと思います。 投手陣DIPS:3.00 年間予想失点:432 細川失点抑止率:2.68 年間予想失点:386失点 リード得点: 46点 山崎失点抑止率:3.02 年間予想失点:435失点 リード得点:- 3点 田上失点抑止率:2.35 年間予想失点:339失点 リード得点: 93点 高谷失点抑止率:5.02 年間予想失点:722失点 リード得点:-290点 正捕手細川のリード得点は46点と良好な数字を記録し、確かにリードに長けた捕手という評価通りの数字を記録しています。 ただし、打撃貢献数では-13点を叩き出しているだけにもう少し打撃での貢献が欲しいところですね。 そして、意外なのが細川のライバルと評されていた田上、彼の評判は長打力が売りだが弱肩でリードも拙い部分があり、捕手としては物足りないという見方が多いものの、リード得点ではSB捕手陣NO.1のリード得点を叩き出しているなどギャップがかなり激しいものがあります。 以前、松中か多村かという記事が掲載しましたが、ここまでリード得点が良く、更に長打力も兼ね備えているのならば田上を人的補償として獲得するのもありかもしれませんね。 西武は現在正捕手不在なだけに外れていたのならば是非お薦めです。 ただし、昨年は投手陣の力量が高かったのか内野フライが他球団よりも数多く計上されています。 和田や杉内、ホールトンと力のある投手らが抜けた今季はどうリードするのか注目してみていきたいですね。
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最終更新日
2012.01.08 15:59:35
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