|
カテゴリ:広島東洋カープ
『やり繰り下手?』
何と春季キャンプも終わらないうちに12球団の戦力分析が終了するという超無風ぶりの異常事態となっているこの状況を打破するために新しいコーナーを新設しました。 このコーナーは期待されているものの、現状では戦力構想に入れることのできない選手を対象に取り上げていきたいと思います。 記念すべき第一回は千葉ロッテマリーンズです。 まず野手で今年一軍戦力として期待できる選手は伊志嶺、荻野、高濱、神戸と何と4人もいることがまず驚きです。 まず伊志嶺はBB/Kが1.17、ミート力は7.17、盗塁も38個と完全に別格の数字を記録しており、荻野もやはり二軍レベルではさすがの内容を示しています。 若手の高濱、神戸、小池も打撃内容がしっかりしており、プロスペクトと言うよりは普通に一軍で起用しても良いレベルだと思います。 それほど野手の層も厚くなく、力量の高い選手もいない千葉ロッテにおいて何故殆ど起用されていないのかが不思議でなりません。 更に驚くべきことに荻野以外は全く出番がない選手ばかりで、小池、高濱、神戸の三人は僅か0~2試合の出場に留まっています。 非常に失礼な言い方ですが、それほどレギュラー陣が高レベルでまとまっているわけでもないにも関わらずこのような形になっているということは、前体制には既存選手の調子を見てやり繰りする能力に欠けていたのではないかと言わざるを得ないかと思います。 ただでさえ、長距離打者が不在のこのチームにおいては打線の波が非常に激しいだけにもっと選手の調子を見て入れ替えをすべきだったのではないでしょうか。 広島のリリーフ陣が今村やサファテ、ミコライオ以外は江草、岸本、中田、河内、横山、中崎と取っ替え引っ替えでシーズン乗り切ったのとは対照的です。 今年は伊東新体制になり、一度フラットな目で見ることが濃厚です。 外野陣は駒数が多く、激しい競争が見込まれるものの、内野手や捕手に関してはやや人材枯渇気味かなと思います。 それだけに高濱と小池には充分に一軍枠入りのチャンスが残されているだけに是非とも結果を残して大きく羽ばたけるか注目ですね(根元の打撃内容を見る限りでは昨年と同じ成績を残せるかは正直微妙な印象があるだけに)。 伊志嶺 翔大:S(一軍のレギュラーを狙える選手) 荻野 貴司:S(体調を整えて復権したい) 小池 翔大:A(二番手捕手として台頭したい) 高濱 卓也:B(ショート争いに加わりたい) 神戸 拓光:B(まずは大松を驚かせたい)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.02.16 20:16:47
コメント(0) | コメントを書く |