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カテゴリ:広島東洋カープ
『4年連続200回だが・・・』
昨日、WBC日本代表との練習試合で広島側の先発として登板した前田健太ですが、どうもいつもと違う立ち投げのようなフォームで腕の振りも緩く、解説者やWBC首脳陣も不安視しているなど、右肩の状態が思わしくない状況のようです。 確かに前田健太はまだ2009年に本格的に先発投手として投げ始めて以降193回、215回、216回、206回と4年連続でほぼ200投球回を投げています。 しかもとてつもないことに4年連続200回のスタート地点は何とまだ3年目の21歳の頃からで、体が定まらない時期からスタートしているのです。 この年齢での4年連続200回はあまりにも時期尚早で、かなり危険な起用であり、いつ故障してもおかしくはなかったと思います。 それでも大きな故障がなくやってこれたのは前田健太自身の調整法や体調管理がしっかりしていたからでしょう。 しかし、ここに来てWBCといういつものルーティンにはないイレギュラーなものに出場するために早めの調整を仕上げたことで、今までの蓄積が来たのかもしれません。 なので日本を応援するファンである前に広島ファンとして「無理なら辞退して欲しい」ように思います。 また、前田健太に限らず、ルイスや黒田、佐々岡、ミンチーといった過去のエースも層が薄いためか集中的な起用が多く、そのために故障や寿命を縮めてしまった投手が数多くいます。 そうしないと勝てなかったということは分かりますが、このような一極集中起用を辞めなければいつまで経っても層は厚くなりません。 幸い今年はバリントンや野村、大竹、今井など計算できる先発投手らが控えているだけに是非ともそういった一極集中起用を辞めてもらいたいものです。
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最終更新日
2013.02.18 21:45:05
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