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カテゴリ:広島東洋カープ
前編と書くのを忘れていました。
今回は前回の話の続きです。 『ある意味幸運かも・・・』 無計画さによって四国アイランドリーグへ派遣されることになった池ノ内や同じく四国アイランドリーグに派遣された塚田ですが、もしかすると案外この派遣が池ノ内にとっては大きくプラスになる可能性があるのではないかと感じています。 そもそもの話ですが、広島(広島に限らないかも)はこの手の『直球だけ』の超素材型投手は育てた試しがなく、強いて挙げれば横浜からトレードで移籍してきた岸本や百歩譲って今季一軍登板が期待される武内ぐらいしか思いつきません。 これまで池ノ内と同じようなタイプの投手として当てはまる投手を遡ってみますと、佐藤剛士や丸木、金城、梅原、飯田、宮崎、中村恭平、弦本、富永らが挙がりますが、誰一人まともに戦力として役立ったと言える投手はいないどころか大半が二軍ですら主力投手として活躍した実績が少ないという衝撃的な事実が浮かび上がります。 皆に共通している点は、制球力や変化球は改善されることなく、持ち味の直球が削ぎ落されただけの何の変哲もない投手へと変貌を遂げてしまっている点です。 つまり、池ノ内や塚田も同じような変貌を遂げてしまうくらいならば違う環境で育成した方が良いというわけです。 特に塚田は体も経験も全くないと言って良いほど素材型の中の素材型投手なので、広島にいた所で同じような道を辿るのはほぼ確実と言って良いでしょう。 また、池ノ内は少し腕を下げたことで、フェニックスリーグでは三振を取れる投手に成長する兆しがあり、制球力も与四死球率4.09(暫定)とさほど良いわけではありませんが改善傾向にあり、球速も145キロを記録するなどスピードは削ぎ落とされていないだけに広島で更に魔改造される前に四国アイランドリーグで経験を積み、大きく成長して帰ってきてもらいたいと思います。 彼ら二人がどのような形で帰ってくるかにもよりますが、結果次第ではこの手のタイプの投手は四国アイランドリーグに派遣するという手が出来上がるかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.03.26 22:33:53
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