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カテゴリ:野球
『田村龍弘』
それでは今回は千葉ロッテの田村龍弘捕手について見ていきたいと思います。 田村は一昨年のドラフト3巡目で指名された打撃が売りの高校生捕手です。 昨年は高卒でありながらも一軍に昇格し、すぐさま初安打初打点を記録するなど非凡なところを見せました。 まだ高卒二年目の選手をデータで判断するのは難しいかもしれませんが、とりあえず二軍での成績を見ていきますと、53試合に出場して.240、1本塁打16打点とそれほど突出した成績ではありませんが、パワー不足になりがちな高卒選手にしては特別悪いとは思いませんし、他の高卒野手に比べてみても寧ろ良い成績だと思われます。 ましてや捕手というポジションでの成績なら尚更非凡なところを感じさせる次第です。 また、この選手の特筆すべき点はミート力と選球眼の二つで、既に6.35、.609と高い数字を記録しており、高卒選手でありながら打撃の根幹となる二つがしっかりしているところです。 これからパワーを身につけていけば充分一軍でも出てこれる打撃力となるのではないかと思われます。 今年は里崎を脅かす存在へと期待される立場かと思います。 しかし、千葉ロッテは昨年のドラフトで吉田祐太という大卒捕手を指名しました。 この選手も打撃力が売りで、しかも長打力も持ち合わせており伊東監督が映像でプレーをチェックして直々に指名を要請した程の逸材であり、個人的にもランクはBでノビシロランプが点灯中とさせていただいた非常に評価の高い捕手です。 故に なので、今年はチャンスでもありますが、吉田が入団したことによって正捕手としての礎を築かねばならず、高卒2年目ながらも既に正念場の立場でもあると思います。 一体どちらが正捕手になるのか見物ではありますが、二人で切磋琢磨して捕手陣のレベルが上がっていくのを期待しているのかもしれませんね。
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最終更新日
2014.02.10 20:03:40
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