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カテゴリ:広島東洋カープ
『苦戦模様』
今回は四国アイランドリーグに派遣されている育成選手の辻空投手、森下宗外野手の二人の成績について見ていきたいと思います。 まず辻ですが、ここまで27試合に登板して57.2回を投げて59被安打、3被本塁打、31奪三振、24与四球、9与死球、防御率は4.06と正直言って今一つな成績となっています。 batted ballが分からないので何とも言えませんが、現状は制球良く投げられているわけでも三振を奪えるわけでもなく、安打数も投球回数以上に打たれており、独立リーグでこれでは少し物足りないかなと思います。 ただ元々育成選手というのは支配下登録選手よりも劣る選手達が集める場所であり、しかもまだ高卒2年目ということですので、長い目で見るべきでしょうか。 次に森下ですが、ここまで78試合(283打数)に出場して打率.272、1本塁打、13打点、18盗塁と打率は独立リーグランキングの10位にランクインしています。 打撃の詳細ですが、60三振、33四死球とミート力は4.72と高くなく、選球眼は四死球が混同して表示されているので分かりかねますが、まあ大体.550で並程度といったところではないでしょうか。 こちらも特筆した数字を残しているわけではなく、打撃の面では物足りなさが否めませんが、俊足らしく足でアピールしていることは窺えます。 ただし、こちらは大卒選手なだけにすぐにアピールしていきたいところです。 また、昨年も二軍でチーム3位の7盗塁を決めるなど俊足は確かなようなので、赤松が高齢化しつつある現時点では代走や守備要員としての登用を見込める点は大きいのではないでしょうか。 今回は苦戦している二人ですが、この経験を糧にしてステップアップして欲しいですね。 特に投手は何人いても困りませんし、若手外野手が枯渇気味のチーム事情もあり、赤松の後継者が今のところいないだけに、二人とも活躍できる土壌は揃っています。 腐らずに精進し、まずは支配下登録を目指して頑張ってください。
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最終更新日
2014.09.22 19:38:19
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