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カテゴリ:広島東洋カープ
『非力』
本日の広島は1-2で横浜に敗れました。 先発ジョンソンは絶好調、バルディリスに被弾(今シーズン初被弾はやはり外国人打者でしたね)してしまったものの、7回を投げて8奪三振と投球回数以上の奪三振数を記録し、3四球と元々制球面に不安のあるジョンソンにしては上手くまとめ、しかもbatted ballは14:3:0(内F1)とゴロを多く打たせて取るという正に現実的に見る理想の投手像を反映した投球を見せました。 それだけに勝たせてあげられなかったのが非常に残念な次第です。 二番手ザガースキー、三番手永川らは共に三者凡退に抑えるなど安定感のある投球が続いています。 特に永川は今シーズン最も安定しており、結局救援失敗したのは大炎上した阪神戦のみ、不調の時の大炎上をなくせばもっとイメージ的にも良くなるのですが・・・(2:1:0、0:1:0、内F1)。 一方野手陣は井納の前に走者は出すものの、得点は僅か1点に終わりました。 よく「後1本が・・・」と言われますが、得点できないのは後1本などではなく、単純に長打が出ないからだと思われます。 そんな1イニングに何本もヒットなど生まれるわけはなく、そこに四球や長打が絡まなければ中々まとまった得点をあげることは厳しいでしょう。 得点の源は出塁能力だけでなく、長打能力も含まれているのですから尚更です。 これからの得点力不足の現状打破として挙がるのはやはり長打力のある選手だと思われます。 今現在4番には松山が座っていますが、彼はアベレージタイプの選手であり、現状打破のキーマンは松山ではないと思います(それでも充分必要不可欠な選手である事には変わりありません)。 やはりシャーホルツやロサリオといった面々が打ってくれないことにはいつまで経っても大量得点か拙攻かといった試合展開になりやすいものと思われます。 そしてもう一人面白いと思うのが鈴木誠也、チームトップの3本塁打で長打率が.585、ISOPは.317と現状チームNO.1の長打成績を記録しています。 思い切って鈴木を下位打線で固定して起用してみるのも良いかもしれません。
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最終更新日
2015.05.16 21:35:56
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