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カテゴリ:野球
『ジョシュア・ルーキ』
それでは引き続きヤクルトの新外国人投手であるルーキ投手を見ていきたいと思います。 ルーキは近年までMLBのリリーフ投手として登板していましたが、昨年はメキシカンリーグに所属しており、そこではクローザーとして活躍していました。 ちなみにMLBではTBやSEAに所属しており、しかもその前まではマイナーですがTEXにも在籍していたので何となく見覚えはあります(そもそもドラフト指名したのはTEXですが^^;)。 まず投球スタイルですが、最速156キロの直球とスライダー、スプリットを軸にした如何にもパワーピッチでリリーフが似合いそうな投球スタイルです。 また、平均では150キロを計測するなど日本では十二分に速球派投手と見ることができます。 ちなみに2011年はカーブを投げていたとのことですが、球速帯を見る限りスライダーと誤認しているのではないかなと思われます(恐らくスラーブのようなボールなのでは?)。 また、スプリットの落差も十分な変化を見せています。 次に奪三振率ですが、3Aでは常に9.44、12.72、9.64と9.00を上回るなど十二分に三振を奪える投手であることが分かります。 また、与四死球率は2.26、2.35、2.17とこちらも2.50以内に収めるなど制球にも長けており、充実した投球内容やパフォーマンスを見せています。 次に球威面ですが、3Aの2年間では被安打率が7.71、6.434(その一つ前の年は11.3)とこちらも十分で、被本塁打率もそこまで悪い内容ではありません。 しかしながらMLBではいずれも大幅に悪化しており、要するに日本で活躍しているリリーバーとして活躍している投手たち同様に3Aでは抑えられてもMLBでは抑えられない投手だったのかなと感じます。 最後に打球ですが、どうも1.00を越えることもあれば越えないこともあって一定しておらず、こういったタイプは広島の久本のようです。 パワーでは日本を上回る3Aの打者相手に十分な被安打率、被本塁打率を記録しており、更に制球も良くて三振も奪える投球内容を見せているだけに、非常に期待の持てそうな投手ではないでしょうか。 昨年クローザーを務めた絶対的守護神バーネットの後釜としての役割を期待したい投手です。 選手評価:S(クローザーとして期待) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.02.14 22:33:24
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