広島カープ考察

　『先発テスト』

　本日の広島は４－２で勝利を収めました。
先発岡田は３回を投げて１奪三振１死球で無失点と好投、『新人選手紹介』でも書かせていただいた通り三振を奪うスタイルではないものの、案外ゴロを打たせる投球で安定感のある投球を見せました。
変化球もスライダーだけではなく、カーブやチェンジアップなど一通り持っており、先発から経験を積ませても面白そうです（５：３：０、内Ｆ１）。
個人的にはもう一度長いイニングを投げてもらってそこで判断してみたいところです。
二番手横山は平田に一撃を浴びましたが４回を投げて２奪三振無四球無失点、しかしこちらは３：６：０（内Ｆ４）と『新人選手紹介』の時から指摘させていただいていますが、やはり典型的なＦＢ投手です。
また、ファインプレーに助けられた面もあり、戸田同様にやはり先発だと中盤以降に掴まりそうなきらいがあり、現状の力では先発は厳しそうな気がします。
三番手ヘーゲンズは三振と内野ゴロに打ち取る安定した投球、個人的にこの投手はジョンソンと同じＧＢ投手なだけに、先発ならこちらをお勧めしたいところです（３：０：０）。
最後は西原が鋭い当たりを打たれて１失点、この投球だと評価は下がりそうです（３：１：１）。

　一方野手陣はトップバッターに座った野間が２安打１四球と結果を残し、天谷に対して殴り込みをかけました。
また、菊池も２安打を記録、丸は無安打でしたが四球を選ぶなど上位打線が元気です。
他にもトップバッター候補の新人西川や田中もそれぞれ安打を放つなど結果を残しています。

　次に中軸候補ですが、こちらもエルドレッドが三度一発を放つなど絶好調、松山も代打で出場して二塁打を打つなどアピールしています。
他では新井が２安打を記録しており、一三塁手争いも活発化しています。

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