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カテゴリ:広島東洋カープ
『高橋昂、再び光る』
本日、紅白戦が行われて白組の先発が高橋昂、紅組の先発がアドゥワでした。 いつも不思議なのですが、何故紅白の「あか」は「赤」ではなくて「紅」なんでしょうかね?^^;。 まず白組の先発高橋昂ですが、ゆったりしたフォームから勢いのある力強い直球を投げ込み、球速も146キロを叩き出すなど3回を投げて4安打無失点に抑えました。 制球も前回よりコーナーにしっかりと決まることも多く、特に菊池や堂林相手に見せたクロスファイヤーは圧巻で個人的には良く思いました。 ただまだ寒い時期だからということもあるのかもしれませんが、あまりにも直球が多すぎて変化球が少ない印象で、直球に的を絞りやすくなってしまっていたのですが、変化球の質自体は悪くはなく、松山には上手く運ばれてしまいましたが、野間から空振りを奪うなど十分通用しそうな印象です(堂林の0-2からの変化球は明らかにストライクで見逃し三振だったはず)。 直球が多すぎるきらいはありますが、そこは暖かくなってくれば解禁してくるのかもしれませんね(7:2:1)。 一方、紅組の先発アドゥワはこちらも直球中心で抑え込んでいましたが、3回に四死球で大崩れしてしまうなどまだまだ課題を感じさせる投球となりました(7:3:0)。 ただ振り下ろすような投げ方なのか、高橋以上にほぼ直球しか投げずにコーナーにもあまり決まっていない投球でしたが、相手が勝手にゴロを打ってくれるところは強みで、恐らく中村恭平や岡田らと相通ずる恵まれた意図しないGB投手なのではないかと思われます 以前も書きましたが、個人的にまだ開幕一軍や早期一軍を意識してというタイプではなさそうですが、ドラフトで指名された当初の印象よりも早く成長しているのではないかなという印象は感じます。 『ブルペン投球』 辻投手のブルペン投球とドラ2の山口投手のブルペン投球が見られました。 辻は昨季奈良の佐藤薬品スタジアムで観戦した時と同じく立ち投げのようなフォームで開きも早いフォームなところは変わっていませんでした。 直球には確かに力がありますが球速程苦にならず、変化球も特筆したものがないので二軍でも経験の浅い打者ならば直球押しで早いカウントで打ち取れるのですが、社会人で揉まれてきた相手や一軍経験もある程度ある打者には粘られて徐々にタイミングが合ってきて打たれていたと観戦記にて書かせていただきました。 動画では確認できていませんが、このキャンプでもシート打撃では打ち込まれたようで、この日行われた紅白戦でも会沢に一発を打たれるなどやはり厳しい印象です 現在オスカルや飯田などがサイドに転向していますが、個人的には辻こそ完全にサイドハンドにしてスライダーやシュートなどを駆使した投球スタイルに変えても良いのでは?元々スリークォーター気味ですから特別支障もなさそうな気はしますが。 一方山口投手は新人記事では最も辛辣な内容となってしまいましたが、キャンプでのブルペン投球では見違えるほど投球フォームが物凄く綺麗なフォームに様変わりするなど本当に同じ山口か?と確認してしまった程でした。 体も二年目のアドゥワよりも出来上がっている感があり、良い意味で期待を裏切ってくれるかも?しれませんね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.11 22:55:36
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