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カテゴリ:広島東洋カープ
『田中法彦』
それでは今回はドラフト5巡目に指名された菰野の田中法彦投手について見ていきたいと思います。 田中は173センチの小柄ながらも最速152キロの直球を投げる速球派投手との触れ込みで、球種もスライダー、カーブ、スプリットを投げるなど変化球も一通り投げているようですね。 早速成績を見ていきたいのですが、どこを探しても全く情報がなく、分かるのは動画のみと僅かな情報のみで、一応3年春の県大会では19.2回を投げて32奪三振を記録するなど非常に多くの三振を奪っているようですね。 また、もう一つ興味深いのが球速、最速152キロを投げるだけでなかう、平均でも147キロを計測するなど小柄ながらも馬力は十分でスタミナもあるようことを窺わせており、各球団のスカウトもコンスタントに球速が出ていることを評価しており、「馬力は大学生や高校生を含めても相当なレベル」、「これだけコンスタントに球速が出ている投手は全国を見てもいない」とコメントするなど馬力の面は相当なものがあるのかなと思われます。 一応動画を見て見ますと、投球フォームはあまり下半身の力が伝わっていなさそうなフォームで、まだまだ改善の余地がありそうなフォームをしているようですね。 後もう一つ気になるのは投げる際に肩が背中側に入りすぎており、これだと肩を壊さないか少し気になるところです。 もう一つの動画を見てみますと、情報の通りインステップしており、藤浪がインステップを修正してから制球が荒れに荒れるようになっているだけに、これを修正するのかどうかが注目されそうです。 推薦した松本スカウト曰く、「最速152キロの直球を武器に三振を取る投手、将来のエース候補」と評しており、5巡目指名ながらも非常に高い評価をしているようです。 ちなみにこの投手も羽月と同じく「従来の基準とは違う評価」で指名された選手の一人、広島が指名する投手は昨年の山口、ケムナ、遠藤、平岡を見ても分かる通り大柄な投手を指名してきており、元来小柄の右投手は指名してきてこず、昨年も鞘師スカウトが評価していた田中以上に小柄だった中日に入団した山本拓実投手はスルーしています。 しかしながら二軍でそれなりの成績を残して終盤に一軍昇格を果たし、甲子園で初登板をした際に145キロ前後のスピードを投げるなど成長した姿を見せ、はっきり言って上記4人よりも非常に順調に成長しており、「ならばうちも獲ってみようか」となったのかもしれませんね 今回初めて高卒で小柄ながらも馬力のある投手を初めて指名しましたが、果たしてどのように導いていくのか注目ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.05 22:55:54
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