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カテゴリ:広島東洋カープ
『ストロングポイント』
本日の広島は5-0でヤクルトに勝利を収めました。 先発大道はいつもの直球とスプリットのみの投球ではなく、今日はスライダーがしっかりと制球できており、サンタナからスライダーで空振り三振を奪うなど投球の幅もでき、スプリット多投によって握力低下で疲労蓄積ということもなく、ストライク先行の投球でヤクルト打線をスイスイと抑えました。 8回にヒットと失策、四球で満塁のピンチを背負って降板するも7.0回を投げて2安打3奪三振1四球無失点に抑えて4勝目を飾りました(14:5:0、内F2)。 二番手バードは川端を三塁ゴロに打ち取って降板(1:0:0)、三番手コルニエルは二者連続三振で大ピンチを無失点に抑えました。 最後は森浦が最速149キロを計測するなどドラフト時の最速148キロを更新するなどスピードもあり、ヤクルトの中軸を1奪三振三者凡退無失点に抑えて試合を締めました(2:0:0)。 今日ぐらいのスピードを投げられれば中軸打者相手にも十二分に通用することが分かったことは収穫なのではないでしょうか。 一方野手陣は2回に先頭坂倉が原からヒットで出塁すると、一死となって上本がエンドランのサインに応えて内角に入ってきたスライダーを捉えてレフト線への二塁打となり二三塁、続く石原が1-2から外角スライダーを上手く流し打ちして2点タイムリーヒットで先制します。 8回には二死から坂倉が吉田から外角のボールを流し打ちしてレフトスタンドに届く待望の追加点、9回には先頭上本が甘く入ってきたスライダーを打ってヒットで出塁、続く石原が追い込まれるも犠打で一死二塁のチャンスを作り、更に代打松山が三遊間を破るヒットで一死一三塁、そして野間が甘く入ってきたスライダーを流し打ちしてしまってファールにしますが、再び同じく甘く入ってきた変化球を今度は引っ張ってライト前タイムリー、その後に西川の内野ゴロで2点を追加しました。 ただ6回には鈴木、坂倉、林のヒットと四球で無死満塁のチャンスを作るも続く上本と石原がシュートで詰まらされて無得点に終わるなど勿体ない攻撃もあり、いずれもその前に甘く高めに入った変化球を見逃してしまったのが痛かったでしょうか(林は初球甘く入ってきた変化球をしっかりと強振したのとは対照的でした)。 今日は大道が見事な投球、元々一番得意としていたスライダーをしっかりと操ることができ、オリックス戦を彷彿させる投球でした(あの時はカーブが多めでしたが)。 そして坂倉が値千金の一発、そしてまたまたレフトスタンドへの一発となり、これで3本塁打は全てレフトへの一発となっており、巨人戦では本塁打にこそならなかったもののレフトフェンス直撃の二塁打を放つなど外角のボールを流し打ちして長打にするのが坂倉の強みのようですね。 また、野間が1番に入って2安打と活躍、それだけでなく、西川の二塁ゴロの際に二塁へ走らずにストップしてタッチを回避、おかげで併殺打を免れて三塁走者生還に繋がりました。 かつてはボーンヘッドで緒方前監督の逆鱗に触れたこともありましたが、しっかりと考えてプレーできるようになったということでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.10 23:21:15
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