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カテゴリ:広島東洋カープ
『デジャヴ』
本日の広島は3-9で阪神に敗れました。 先発九里は佐々岡監督が試合後のコメントでも言及していますが、いつもの横変化球で四隅に突こう突こうと交わそうとするイライラさせられる投球が再発、前半戦はその投球でも何とか試合を作っていましたが、パ・リーグや強力な阪神相手には通じなかったか、サンズに特大の当たりを2発も浴びるなど自らの失策も絡み、4回を投げて10安打2奪三振1四球7失点と炎上しました(5:7:4、3HR)。 気になったのは球速、今日は序盤に146キロを何度か計測するなど球速を戻しつつあったのかなと思いきや、60球を過ぎたあたりから球速が徐々に落ちていったのがきになりました。 これは昨季まで在籍していたクリス・ジョンソンを思い出させる現象であり、ジョンソンも一回り目までは球速が出ていたものの徐々に球速が落ちていったところと似ており、気になるところです。 二番手高橋樹は中野のセーフティバントによるヒットのみに留めるなど2回を投げて1安打2奪三振1四球無失点(2:1:0、内F1)、三番手塹江は先頭大山にいきなり一発を浴び、二死から中野にヒットと盗塁を許し、梅野にタイムリーを浴びるなど2失点、個人的には左のワンポイントとして使えるバードを二軍に降格して疲労による不調である塹江を一軍に昇格させた意図が分かりません(4:1:1、1HR)。 四番手フランスアはまたもや二死から二塁打を許すも後続を打ち取って無失点でした(0:2:0、内F1)。 一方野手陣は初回に先発二保が制球を乱してチャンスを作ると、坂倉が三遊間を破るタイムリーで先制、しかしながらその後は低めの変化球に手を出してゴロの山を築きます。 6回にようやく坂倉と林の二者連続本塁打が飛び出しましたが、見所はそれぐらいでした。 鈴木誠也は甘い変化球を見逃すなど相変わらずの悪い癖、侍ジャパンの時もそうでしたがまた腕を奥に少々引き気味な印象を受けます。 また、松山や林の当たりが阪神の守備シフトによって阻まれるなどデータ収集でも差を感じさせる一戦となってしまいました。 また、小園のスイング軌道がダウンスイングのような形で打球が中々上がらないのが気になり、昨日の二塁頭上を越えるライナー性の打球も1年目のスイングならば放り込めたかフェンス直撃かという打球を打っていたのではないかなと思うだけに、その辺りは気になるところです(今日のショートライナーも1年目のスイング軌道ならば左中間真っ二つの二塁打だったかも?)。 前半戦から気にはなっていましたが、やはり九里の球速や球威の低下が顕著になっているのではないかと心配ですね。 ただ坂倉はライトへも一発を打てるようになり、前半戦の終わり頃から徐々に長打力を発揮し始めるなど不動の5番打者として存在感を見せ始めています。 石原がスタメンの際は恐らく一塁手となり、その石原はファールにこそなってしまいましたが後数センチずれていたらサンズ並みの特大本塁打となるなどこちらも打撃力に魅力があります。 少しずつですが長打力に魅力のある打者が揃い始めたのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.15 00:06:32
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