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広島カープ考察

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2021.08.30
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カテゴリ:広島東洋カープ
『個人的な希望』

 本日は試合がないのでドラフトについて語っていきたいと思います。
今回は情報ではなく個人的な希望を書いてみたいと思います。

 過去に何度も書いてきましたが、やはり1巡目は即戦力投手を指名した方が良いのではないかなというのが個人的な考えです。
というのも広島は投手の育成がそれほど長けた球団ではなく、中位下位で三軍でじっくり育てたとしてもすぐに引き上げて起用し、結果的に駄目にしてしまっているのを何度も目にしており、現に玉村が現在そのような使われ方をしてヒヤヒヤさせられます。
現に広島投手陣は地盤が心許なく、更に酷いのが二軍の投手陣、正直なところぺんぺん草も生えない程の有様となっており、とてもではありませんが野手を上位指名している余裕はないのではないでしょうか。

 そして右の強打者が欲しいと言っていますが、それならば何故中村奨や正隨といった若手を引き上げて使おうとしないのかも疑問符を投げかけたくなるところです(以前の記事にて個人的な推測として正木を指名する為のシナリオではないかと予想しましたが)。
また、現在の広島の若手野手の顔触れを見ていただければ分かるかと思いますが、左打者は坂倉を筆頭に小園、林、宇草、故障しましたが羽月、大盛らがいるのに対し、右打者は中村奨、石原、正隨ぐらいと3人ぐらいしか浮かんでこないので人数が足りないのは分かります。
しかし、「強打者」のみに視点を当てて考えて見れば名前の挙がった右打者3人はいずれも強打者であり、更に育成選手ですが二俣が高卒1年目ながら既に4本塁打を記録するなど長打力を発揮しており、現状若き右の強打者が4人もいる状況、中村奨も石原も正隨も打球が引き上がるスイング軌道をしています(何故か中村奨も石原も正隨もろくに使ってもらえていませんが)。
特に石原はこの中で最も飛ばす力があり、京セラドームの5階席に突き刺す特大ファール、前回代打で一発を放った際の強烈な打球を見てもスラッガーの資質は十分にあると思います。
中村奨は打撃フォームに課題があり、失速してしまってはいますがスイング軌道が良いので綺麗なアーチを描く打球が多いのが目につき、しっかりと体を大きくして打撃フォーム改善すればこちらもスラッガーとして面白い存在です。

 小園に対して存在感がないなど早い話が単に「気に入らない」というだけで二軍幽閉にして最初から競争すらさせずに「田中ありき」で構想を推し進めた過去がありましたが、今回も同様に個人的には「正木ありき」でドラフト構想を推し進めているように見えてしまいます。
だから同じ右の強打者タイプである中村奨も正隨も全然起用して貰えず、石原も特大ファールや代打本塁打を放ち、「こりゃマズイ」と思ったのか知りませんが、それ以降一発を打った選手の打席機会がぱったりと途絶えるのも不自然でしょう(代打で途中出場してそのまま捕手の守備位置に就かせるという手だってできたはず)。
勘違いして欲しくないのですが、別に正木選手が駄目だと言っているわけではなく、まずはしっかりと中村奨、正隨、石原らにしっかりとチャンスを与えた上でどうするかを判断すべきなのではないかというのが個人的意見です。
ましてや3人とも二軍の成績は勿論こと、正隨以外の二人は一軍でしっかりと光るものを見せているのですから尚の事です。
ただし、これはあくまでも私の妄想、ただの妄想であることを祈ってはいますが…。






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最終更新日  2021.08.30 23:56:06
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