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カテゴリ:広島東洋カープ
『鏡の姿』
本日の広島は9-2で巨人に勝利を収めました。 先発玉村は初回に4球で3連打、更に岡本に2点タイムリー二塁打が飛び出していきなり4連打で2点を失うも中田が初球のカーブを打ち損じてファールフライ、続く丸も捉えられましたがショートライナー、ウォーカーを空振り三振に打ち取り、4安打浴びながらも2得点で凌ぎます。 その後は真ん中付近に集めすぎていた投球を修正し、ボールゾーンも上手く使って空振りや凡打を誘うなど初回22球を費やしながらも結果的には108球で7回を投げて7安打1四球2失点に抑える好投で初勝利を手にしました(8:6:5、内F3)。 ただストライク先行の投球は勿論良いことですが、さすがに玉村の球威であまりにも真ん中付近にじゃんじゃん投げ込むのはさすがに危険すぎるのでもう少し散らしてカウントを取れるようになりたいところです。 二番手島内は直球中心の投球でボランコ、岡本らを押し込んで無失点、今日はチェンジアップも上手く使えていたので一安心です(1:2:0)。 最後は松本がヒット1本浴びるも特に危なげなく試合を締めました(0:4:0)。 一方野手陣は初回に堀田から菊池がヒットで出塁すると、二死となってからマクブルームが1-0からの真ん中の直球を振り抜き、打った瞬間にそれと分かる2ラン本塁打を放ってあっさりと同点に追いつきます。 更に2回には先頭長野の四球、末包が一塁後方へのラッキーなヒットで一三塁とすると、上本の併殺打の間に1点を奪って勝ち越しに成功します。 4回には先頭坂倉のボテボテの当たりが内野安打となり、続く長野が三塁線を破るタイムリー二塁打で1点を追加、7回には高梨から先頭代打堂林が内角へ来たボールを窮屈ながらも一塁線を破る二塁打で出塁すると、西川の一塁ゴロで中田のなんでもない送球を廣岡が落としてチャンスが拡大、続く菊池のセーフティスクイズが中田の野選を誘って1点を追加、更に小園の犠打を小林が一塁へ悪送球、更に本塁ががら空きとなったところを見逃さずに西川が本塁へ突入して貴重な追加点を奪い、二死からは長野が左中間を破る2点タイムリー二塁打を放ち、8回にも1点を追加して9点をあげました。 今日は相手の姿がこちら側の攻撃を彷彿させるような展開となりました。 4連打が飛び出しながら2得点にとどまり、3回も2安打1四球ながらも無得点、まるで近年の広島打線を彷彿させる攻撃となりました。 安打も二塁打が1本のみで後は単打で四球も少なく、かといって足でかき回すようなタイプもおらず、拙攻も頷ける展開だったと感じます。 逆に広島はマクブルームの本塁打、長野の2二塁打、相手の隙を突く走塁や小技など様々な手段で得点を積み重ねることができました。 個人ではマクブルームが待望の一発、下半身がしっかりと使えている印象です。 他では堂林が2本の二塁打、ただまだまだドアスイング気味で前足もブレてしまっており、マクブルームのや2020年の頃の下半身の使い方を思い起こしてもらえればと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.08 01:00:09
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