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カテゴリ:野球
『不作と言われた今年は?』
それでは恒例の来年のドラフト指名選手の活躍を予想してみたいと思います。 いつもの通り、選手評価はA~Dで記載してみたいと思います。 「ヤクルト」 吉村 A 指名漏れの昨年から向上、即戦力として期待 澤井 C 前年よりもミートが落ちて打率が落ちているのが気になる 北村 C 4年になって打撃内容向上、ただ特徴がないか 「オリックス」 曽谷 B◎最終学年でK/BB6.50を記録、その勢いに乗れるか 杉沢 A 4年生で一気に開花、俊足強打の外野手として期待 「横浜」 吉野 C K/BB3.18とやや低め、日本選手権では故障で登板なし 林 C ミート高いがパワー不足の印象 橋本 D まだまだ素材型投手といった印象 「ソフトバンク」 大津 D K/BB2.31、社会人だが板東のように将来性に期待 甲斐 B◎最終学年に突如開花、この波に乗って一気にレギュラー獲りへ 松本 D 完全素材型、昨年の大竹と似たような将来性に期待か 吉田 S リーグレベルは不明だが、打撃内容は新人王狙えるレベル 「阪神」 森下 C 打撃内容はまだまだで即戦力ではなく将来性に期待か 富田 C K/BB6.67もイニング少なく、3被本塁打が気になる 「埼玉西武」 蛭間 C ミートが全体的に低いか 青山 C 春は高いK/BBも秋は元に戻ってしまった印象 児玉 D 打撃が全体的に弱い印象 「巨人」 萩尾 C 確実性にまだ課題が残るも最終学年で本塁打量産 田中 D 最終学年に戦力となるもK/BB2.50 門脇 A 打撃内容良く高打率も記録、即戦力として期待 船迫 D K/BBほぼ3.00、大勢に続けるか 「東北楽天」 荘司 D 最終学年に主戦投手となるもK/BBを見るとまだまだ 小孫 A K/BB5.40、吉村と並んで非常に高い 平良 D 長打は魅力も打撃内容がまだまだな印象 林 D まだまだ素材型、高卒社会人なので焦らず 「広島」 益田 C K/BBは松本に近い印象、同じぐらいの活躍を期待 河野 A 不調と言われた年でも高いK/BB、即戦力として期待 長谷部D 社会人だが長い目で見たい素材型 「千葉ロッテ」 菊地 D 春は4.00近かったが秋は1.43 友杉 B 最終学年で少々打撃内容が強引気味になったのが気になる 高野 B K/BBは3.73と4.00に近い 「中日」 村松 A 打撃内容は高水準、二遊間が抜けたので大チャンス 田中 B 最終学年で三振が増えた。潰瘍性大腸炎という点がどうか 福永 C 春先に5本塁打記録、年齢的に1年目から勝負したい 「日本ハム」 矢澤 B 野手としてはB、投手としてはCか 金村 S ダントツのK/BBの高さを記録 加藤 C 3Aの打撃成績を見る限りではバリバリできるか微妙な印象 奈良間C もう一段階レベルアップが欲しいか 宮内 A K/BB4.00を記録、サイドハンドのリリーフとして 以上が個人的な活躍予想となりました。 まずセ・リーグで新人王候補有力なのがヤクルトの吉村、昨年指名漏れした年でもK/BBは3.70と4.00には及ばないものの、昔の社会人投手の基準である3.50は満たしていました。 今年は更に技量を伸ばすことに成功しており、特に球威面でも昨年は30回25被安打だったのが47回31被安打と力強さを増しており、着実な成長を遂げています。 特にヤクルトはクローザーを務めたマクガフが退団、奥川がトミー・ジョン手術をするかしないかの重傷だったという点に加え、リリーフ陣も2年連続優勝ということもあって疲労も蓄積されていくであろう時期なだけに、吉村にとっては先発としても勝ちパターンのリリーフとしても起用してもらえる機会が多そうなのも追い風です。 対抗馬となるのが広島の河野、今年は不調のシーズンでしたがそれでもK/BBは高く、昨年は圧倒的なK/BBを示しました。 まだ高卒社会人ということもあって成長できる余地も残しており、投手陣の台所事情が非常に苦しい広島ということも追い風となりそうです。 他には中日の村松や巨人の門脇といった二遊間を守る俊足巧打の左打者が続きそうで、特に村松は京田や阿部といったレギュラー二遊間内野手が立て続けにトレード放出となり、土田もまだまだレギュラーという立ち位置ではないだけに、アピール次第では開幕スタメンの可能性も大いにあるのではないでしょうか。 続いてパ・リーグですが、こちらはやはり日本ハムの金村が毎年圧倒的なK/BBを記録しているので最有力候補となるのではないでしょうか。 対抗馬となりそうなのが小孫、昨年K/BBは1.18と非常に低水準でしたが、今年に入って制球力を身に付けて一気に技量を伸ばしました。 ただ気になるのは49.2回を投げて41被安打4被本塁打と球威面がどうなのかが引っかかりますが、先発とリリーフのどちらでも起用できそうな点は大きいのではないでしょうか。 他には日本ハムの宮内や千葉ロッテの高野といった社会人投手らはリリーフでの起用が考えられ、野手ではオリックスの杉沢、ソフトバンクの甲斐と吉田など強打者候補の打者らも面白そうな存在、特にオリックスは吉田正尚が退団して長打不足な面が否めず、俊足且つ強打の外野手である杉沢は首脳陣としても起用したくなる選手ではないでしょうか。 また、個人的に注目したいのが吉田、圧倒的な打撃成績と打撃内容を残してきた逸材、リーグのレベルの問題なのか6巡目まで残りましたが、果たしてどのような成績を残すのか注目したいところです。 「新人王予想」 セ・リーグ パ・リーグ 本命 吉村(ヤクルト) 金村(日本ハム) 対抗 河野(広島) 小孫(東北楽天) 大穴 村松(中日) 杉沢(オリックス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.12.04 20:35:57
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