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カテゴリ:海外リーグ野球
『衝撃のフランチャイズ候補地』
昨日(現地時間では本日?)、ドバイを拠点としたプロ野球リーグであるbaseball unitedが情報を更新し、選手に続いてフランチャイズの発表を5月15日(日本時間だと16日だと思われます)に行うことが分かりました。 まずは4球団から始まるとのことですが、情報によれば将来的には球団数を増やしていくとの事で、都市単位ではなく国単位で球団を持つようです(各国1球団ずつ)。 そしてフランチャイズ候補地ですが、ドバイを拠点としているのですから当然アラブ首長国連邦は勿論の事、既に選手の参加が発表されているインドやパキスタンも当然ながら入っており、西アジア大会に参加してインドネシアプロ野球創設を目指す野中寿人氏が指揮して銅メダルを獲得したスリランカや4位のバングラデシュ、同じく西アジア大会に参加したネパールも入っています。 これらの国に加えて西アジア地域では先日球場建設を発表したサウジアラビアの他には何とバーレーンやオマーン、クウェート、カタールといった国々がフランチャイズ候補地として挙がり、更に南アジアからはブータンとモルディブといった国々がフランチャイズ候補として名前が挙がりました(それにしてもモルディブは島国なので小さい国なのでかなり驚き)。 逆にWBCで二次ラウンドに進出した経験を持つイスラエルや前回西アジア大会準優勝のイラン(ちなみにダルビッシュの父親がイラン人です)、今年の西アジア大会に参加していたアフガニスタンやパレスチナといった国々は残念ながらフランチャイズ候補地として名前は挙がっていませんね。 ただこれらの国々を見ていきますと、この辺りは政治的な事情もあるのかな?と思います(イスラエルやパレスチナと戦闘に陥ることが頻繁にあり、イランはアメリカと仲が悪く、アフガニスタンは政治体制に問題あり?)。 正直インドやパキスタン、アラブ首長国連邦ぐらいに焦点を当てるのかな?と単純に考えていたのですが、この発表を見ると全く野球をやっているという話を聞かない国々まで名前が挙がり、かなり多くの国の人々を対象とするなど多岐にわたるプロ野球リーグになりそうですね。 この辺りの国々をフランチャイズ候補地にするということは本気でこの地域に野球を根付かせようという気概を感じさせますね。 ただ気になるのはこの辺りの国の人達で現状野球をしている人たちがいるのかな?という点、昨日の記事でも触れましたが、そこにプロ野球球団を作るのならばやはり当該国地域、またはその周辺地域の選手らを入れないと当該国民らの支持を得るのは難しいのでは?という疑問は正直あります。 ただ最初は4球団からスタートして将来的に球団を増やすという事なのでこの辺りの国々はまず環境整備や人材育成からという事になるでしょうか(この辺りの国の選手らも野球アカデミーに招待していくのでしょうか?)。 そして本日もう一つ新しい情報としてインド野球連盟と提携を結んだことを発表しました。 政府とも連携して選手の育成やインド代表の強化に取り組み、インドでの野球の発展に協力していくとの事です。 元々インドがメインターゲットなだけに、まあこれは「やはりな」という感想ですね。 インドの野球連盟の会長もbaseball unitedの支援を歓迎しており、一緒に野球を発展していく事を楽しみにしていると話しています。 パキスタン野球連盟もbaseball unitedを歓迎しており、こちらのプロ野球リーグは順調にスタートすることが出来そうで安心しました(欧州はどうも野球連盟と揉めているようなので)。 最後に最初のフランチャイズ候補となる4つの候補地を予想して終わりたいと思います。 「初期4球団予想」 ・ アラブ首長国連邦 ドバイを拠点としているだけに、さすがにご当地を無視することはないかなと思いますが、現時点で野球選手がいるのかが不透明です(西アジア大会にも不参加)。 ただ先行してインドやパキスタンと共に野球アカデミー設立も発表されています。 ・ インド 今回のメインターゲットと目される国、ここも外すことはないかと思います。 既に2選手と打者?の参加が発表されています。 ・ パキスタン 西アジア野球最強国、既に選手の参加も発表されており、最も成長が早そうな国です。 更に記事だとユニティクラシックと開催してインドの代表チームがパキスタンの地でパキスタンの代表チームと対戦するなどお膳立てをしており、フランチャイズ濃厚ではないでしょうか。 3つまでは恐らく当確ではないかと思いますが、残る候補地1つが難しいところです。 残った候補地だとサウジアラビアやスリランカ、ブータン辺りでしょうか?発表を楽しみに待ちたいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.12 00:14:59
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