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カテゴリ:海外リーグ野球
『草の根活動の第一歩目』
本日は西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedについて見ていきたいと思います。 先日、ショーケースとなる2試合に東西に分かれて出場する選手が発表された事を記事にしましたが、新しい情報としてドバイにあるリトルリーグとbaseball unitedがパートナシップ協定を結んだ事が公式サイトやkash shaikh氏のinstagramにて発表されました。 ドバイリトルリーグは秋~冬にかけて毎週末27ヶ国の500人以上の選手が野球・ソフトボールをプレーしているとの事です。 このドバイリトルリーグは以前にも記事にて取り上げた事があるのですが、このリトルリーグの卒業生がアメリカの大学に進学してプレーしている選手が既に何名かいます(左投手が3名)。 ちなみに14歳の少年がこのリトルリーグでプレーを希望してbaseball unitedの目と留まる事を目指しています(記事)。 ドラフト会議では数多くの元MLB選手やNPBを経験した選手達がドラフト指名を受けましたが、やはり中長期的な展望としては当該地域出身の選手達のレベルを引き上げてこそ野球の人気向上や発展していくのであり、こういった草の根活動が欠かせません。 これまではインド野球連盟やパキスタン野球連盟、サウジアラビア野球連盟、ブータン野球連盟、UAEとの提携などありましたが、リトルリーグとの提携は初です。 できればパキスタンにも野球アカデミーなどが存在するだけに、各国のアカデミーやリトルリーグと提携を結んでレベルや認知向上に期待したいところです。 ちなみにこれも以前記事にしましたが、日本の名球会も中東地域での野球アカデミー設立を目指しており、baseball unitedとも上手く連携していって欲しいなと思います(記事)。 こちらは同じく中東地域のオマーン政府によるバックアップの元と掲載されており、オマーンからも野球選手が出ることを期待したいですね。 そしてドラフト会議は終わりましたが当該地域出身の16人枠の発表はまだされておらず、現時点での情報ではインドとパキスタンからそれぞれ4名ずつ、ブータンから1名が選ばれている事が判明していましたが、新たな情報としてはバングラデシュとスリランカからも1名ずつ選ばれている事が分かりました。 これで合計は11名、残る5名は果たしてどの国の出身選手なのか興味深いですね(ちなみにドラフト会議ではクウェート出身の選手が1名いましたが)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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