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カテゴリ:広島東洋カープ
『不思議な直球』 本日の広島は6-3で中日に勝利を収めました。 先発アドゥワは珍しく?ボール球が多い投球且つ直球とフォーク、時折スライダーを混ぜるのみの投球構成で、特別空振りを奪う球種もないのですが、中日打線を翻弄して84球で6回を投げて5安打3奪三振1四球2失点に抑えて勝利投手となりました(5:8:2:4)。 最速149キロの微妙に変化する直球が効いているのでしょうか?かつて阪神の秋山の直球の事を朝山打撃コーチでしたか?「不思議な直球」と評しましたが、アドゥワもある意味不思議な直球と言えるでしょうか。 2番手矢崎は1回1奪三振1四球無失点(2:0:0)、3番手島内は3者連続三振無失点、最後は中崎が山本に一発を浴びるも試合を締めました(1:1:0:1)。 今更ながらですが、中崎の投球フォームは大きく足を上げる事に変更したのが功を奏したのか、上から振り下ろす形に変わりました。 一方野手陣は3回まで松葉にのらりくらりの投球をされていましたが、4回に甘く入ってきた球を各打者が捉えるなど計5安打を浴びせて2得点、5回にも一死から秋山がヒットで出塁すると、二死一三塁から小園が甲子園の時と同じような形でタイムリーヒットを打って追加点、6回も3連打で1点、8回にも2得点を奪うなど合計6点をあげました。 ただ長打があまり絡まなかった事もあり、一気に大量得点とはいかず、15安打3四球で18出塁もした事を考えると少し物足りない得点数でしょうか。 今日は相手の守備の綻びに助けられた試合かもしれません。 もしもしっかりと守られていたとすれば拙攻の山で敗戦でもおかしくなかった試合だったのかな?と思いました。 ここまでの広島の戦いは投手と守りに関してはしっかりとしている印象、後は今更ですが打撃をどうしていくかがカギとなってくるかと思います。 現状の打線を引っ張っていく事を期待される打者達はいずれも課題を持った選手達(秋山、野間、小園、末包、堂林)等で好不調の波が激しい事が予想されるだけに、いつさっぱり得点できなくなるか分かりません。 その中でもまだ若い、もしくは入団してまだ3年目の小園や末包、2軍にいる期待株の成長などが求められるでしょう。 また、個人的に石原に期待してみたいところで、この選手は守備が売りで入ってきましたが、再三書いてきましたがどちらかといえば長打の方に期待していた打者、坂倉のように捕手として出場しない日は一塁手として出場できないでしょうか? 交流戦では指名打者としての起用も検討していきたいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.11 00:32:28
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