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カテゴリ:野球
『注目選手雑感』 先日から行われている都市対抗野球大会ですが、土曜日の3戦目以外はちょくちょく配信を視聴 そこで今回はここまでの試合でドラフト候補として注目されている選手の個人的な印象を書いて見たいと思います。 「ヤマハ(サイト)」 まずは昨年に広島の松本スカウトがコメントを残した相羽遊撃手ですが、長打を打てるようになってきたとは聞いていましたが、この日の試合を見てもやはり打撃に課題があり、打撃フォームを飛ばせるような打ち方ではなさそうでした。 この選手は足がさほど速いわけではなく、そうなってくるともう少し打撃でアピールしないとやはり厳しいのではないかな?と思います。 どちらかと言えば5番二塁手で出場した宮崎竜成二塁手(左打者)の方が力強い打撃を見せており、調べてみたところ今年からレギュラーを掴んで既に3本塁打を放っているとの事、また足でもアピールしていて5盗塁を記録しており、こちらの方が指名の可能性はあるのではないでしょうか。 投手の方ではパンアメリカン競技大会にてブラジル代表としても参加して銀メダルを受賞した左の沢山投手も登板、元BOSの岡島氏を彷彿させるフォームで投げるも140キロ前後ぐらいで、打者にも捉えられて3失点、正直なところドラフト指名は厳しいかな?という印象でした。 「JR東日本東北対JR西日本(サイト)」 この試合ではJR東日本東北の大西内野手が2打席連続本塁打(1本は満塁本塁打)を放つなど自慢の強打を披露、高卒社会人4年目なので実質的には大学4年生なので宗山内野手や金丸投手らと同学年となります。 この試合では一塁を守っていましたが、三塁手や外野手としても出場しており、一塁専門というわけではない点や右打ちのスラッガーという点もスカウト受けしそうでしょうか。 ただ個人的には遠回り気味のスイングなのが気になるところです。 JR西日本は大畑投手が149キロを計測するなど4回1安打6奪三振無四球無失点の好投、ただ既に大学社会人4年目なので指名はなさそうで、本人もプロ意思があるか不透明ですね。 他には江原投手が153キロを出したのには驚きで、事前に名前を知らなかったので調べてみたのですが、どうも日鉄ステンレスからの補強選手だったようですね。 ただまだ実績が少なく、投球を見ている印象では素材型といったタイプで、会社への貢献なども考えればもう1年様子を見ても良いのかも?しれませんね。 「西濃運輸(サイト)」 この試合ではドラフト上位候補と目される最速152キロ左腕の高卒社会人4年目の佐藤投手が登板、この日は最速146キロでしたが、スライダーやカーブ、チェンジアップなど一通りの投球を駆使して7回を投げて4安打7奪三振3四球2失点の好投を見せました。 投球フォームは大学時代の楽天早川投手を彷彿させ、大西内野手同様に実質的には大学4年生なので金丸投手と同学年です。 今年は大学社会人投手の逸材が少ないとされており、まだまだ伸びしろもありそうなので今後も好投を重ねれば案外ドラフト1巡目で指名される可能性もあるのではないでしょうか。 「NTT西日本(サイト)」 今日の第2戦ではこちらもドラフト上位候補として目される148キロ左腕伊原投手が先発、スリークォーターからクロスファイアの直球を生命線とする投球で、この日は最速147キロの直球とスライダーを投げ分けて5回を投げて6安打4奪三振1四球1失点と好投しました。 ただ好投手は好投手なのですが、プロとなると少し力強さや球種の引き出しが少ないのではないかな?という印象、テイクバックを小さくして球の出所を見難い工夫はしているのですが、打者には案外痛烈な打球を打ち返されているのが気になりました。 見る人によって評価が変わってくるタイプなのかな?という印象で、個人的には実戦的な投球をするという話を聞いていたのですが、案外そういったタイプでもなかっただけに、正直なところ上位指名には推しにくいかな?という印象を受けました。 個人的にはこのような印象でした。 西濃運輸の佐藤投手とヤマハの宮崎内野手は面白そうかな?という印象を受けました。 特に佐藤投手は金丸投手を入札して抽選で外れた球団がドラフト1巡目で入札しても不思議ではない投手のように思います。 明日は王子対三菱重工WESTの試合、日本製紙石巻対KMG、北海道ガス対NTT東日本の試合があり、三菱重工WESTには昨年指名漏れした竹田投手、今年解禁で鞘師スカウトがコメントしている鷲尾投手、KMGには木下投手、NTT東日本には大学時代に指名漏れとなって悔しい思いをした野口捕手が在籍しています。 明日はオールスターですが、是非こちらも並行してご覧いただければと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.23 00:40:37
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