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カテゴリ:広島東洋カープ
『構え変更?』 今回は広島の2軍の試合を見ていきたいと思います(動画)。 昨日の広島2軍は香川県の丸亀で試合が開催され、1-13で阪神に大敗を喫しました。 先発高は2回を投げて何と10安打0奪三振1被弾で10失点と大炎上、ただ球速は147キロを計測して変化球も一通り投げられているだけに、技術的な部分を少しずつ矯正していけば十分に化ける投手ではないかな?と思いました。 気になるのはテイクバックからトップをしっかりと作らずにそのまま投げようとしている点、リリースの際に上体が沈み込まずに腕だけで投げているような印象を感じるだけに、その辺りを矯正していけば劇的に変わっていけそうな印象を受けます。 2番手小林は2回を投げて2安打1奪三振2四球1失点、ミエセスに一発を浴びました。 こちらも球速は151キロを計測しており、球速自体は元に戻っているようです。 ただし、相変わらず開きが早いので高めの釣り球を要求してもミエセスに何の苦も無く振り抜かれてしまっていますね。 3番手杉田は3回4安打3奪三振4四球2失点、フォーム自体が完全に狂ってしまっており、大学時代のフォームの方が良かったと思います。 そして打者では林がかなりのオープンスタンスに変更したようですね。 ただ打撃の場合、肝心なのは構えよりも前足を踏み込んだ時の体勢であり、2021年の豪快なスイングスピードや下半身の体勢と比べるとまだ物足りない印象でしょうか(動画)。 ただ低めの球をすくい上げてフライの打球を打てるようになっており、以前までならばやや低めの球は林のスイング軌道ならばゴロになりがちだったのですが、この打席ではフライを打てるようになっています。 以前に1軍にいた際も結果的には詰まりながらのヒットだったものの、以前までならばゴロしか打てなかった球をすくい上げてフライにしていた事があり、ようやく低めの球もフライにする技術が身に付きつつあるのでしょうか。 ただ上記の通り、2021年に比べると迫力の面では物足りないでしょうか。 大敗を喫しましたが、高と小林は球速が戻りつつあるのは明るい材料でしょうか。 後は課題をしっかりと克服していって欲しいところ、特に投手は矢崎や黒原の例を見ても少し変えただけで見違えるような投手になれるだけに、ある程度の力や技術がありそうなこの2人は今後注目していきたいところです。 林は1軍昇格を望む声があり、確かに低めの球をすくい上げられるようにはなっているものの、肝心の長打の面が2021年に比べると削ぎ落されていやしないか?という印象があり、中村貴浩みたいにかつての豪快なスイングを取り戻した上で新しく身に付けたスイングを組み込めればなと思いますが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.30 00:23:23
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