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テーマ:ジンベエザメを救え(1)
カテゴリ:時事問題
世界一大きな魚ジンベエザメを救え!
昨年末の29日、テレビは既に年末年始のスペシャル番組の時期に入っていまして、各局とも馬鹿騒ぎのスペシャル番組ばかりの編成になっていた時期でした。
アラカンのリュウちゃん、特に見たい番組が見当たらないまま、チャンネルサーフィンをしていましたところ、下記の番組に辿り着きました。
「ぐるナイ最終章ゴチ クビ2名決定で大泣きスペシャル!!」
リュウちゃん、他に見たい番組もない儘、暫くボーと見ていましたが、番組内で、ジンベエザメのフカヒレが提供されたのを見て、ビックリしてしまいました。リュウちゃんの番組を見ての第一感は、
事もあろうに、あの世界一大きな魚、人間に親しく、温厚なジンベエザメを食べてしまうなんて、何だか許せない行為だ!この番組、噂に違わぬ酷い番組だ!
「ぐるナイ」の正式名称は「ぐるぐるナインティナイン Hi-Tension TV」( - ハイ・テンション・ティーヴィー)、、吉本興業所属のお笑いコンビ「ナインティナイン(矢部浩之、岡村隆史)」のレギュラー番組として1994年に開始、食べ物を粗末にする番組として視聴者からのクレームの多い番組ですが、現在も視聴率20%台をキープする人気番組です。
ジンベイサメと云えば、関西人のリュウちゃんのイメージは大阪港にある世界最大級の水族館「海遊館」で飼育されていた「海くん」「遊ちゃん」「大くん」などでお馴染みです。小さな魚に混じって、5メートル近い巨体で悠々と泳ぐ姿は、海遊館を訪れる人の最大のお目当てであり、大きな楽しみでした。昨年11月にオスの「大くん」が高知の海に放流され、現在は「海くん」(推定年齢9~10歳)一頭だけが海遊館で頑張っているようです。
これまで捕獲されたジンベエザメの最大のものは体長14m、海遊館の「海くん」の約3倍の体長ですね、自然界では、体長20mにもなると云われています。 まさに「地球最大の魚」です。 ジンベエザメが地球最大の魚」だとすれば、シロナガスクジラは「地球最大の哺乳類」かつ「地球の歴史上の最大の動物」です。確認されている最大のシロナガスクジラの体長は35mにも及ぶそうです。
ジンベエザメとシロナガスクジラの「共通点・相違点・捕獲と保護の経緯」を調べて見ましたので、下記に挙げてみます。
(1) 共にオキアミなどのプランクトン(浮遊生物)を食す。 (2) シロナガスクジラは高速移動、ジンベエザメは動作緩慢、 (3) 天敵は共に鯱(シャチ)、それと人間、 (4) 人間、特に我々日本人はシロナガスクジラを肉・脂の他、全ての部位を有効に利用した。他方、ジンベエザメはカツオやイワシなどがその周りに群れている為「大漁の吉兆魚」とされ、漁師から崇められてきた。クジラと違って、漁の対象とはならず、肉を食する習慣もない。
但し、中華料理に於いてはジンベエザメのフカヒレは最上級のものとされ、中国ではフカヒレのみを獲るためにシンベエザメ漁が行われている。
(5) 両方共、絶滅危惧種に指定されている。シロナガスクジラは、1966年頃に全世界で捕獲は完全に停止された。ジンベエザメは2002年にワシントン条約で絶滅危惧種に指定され、2003年にEU(ヨーロッパ連合)、2004年に日米が「フカヒレ目的」の漁を禁止した。 (6) 中国では、現在のところ、「フカヒレ目的」のジンベエザメの捕獲は禁止されていないようである。しかし、かなりの部分が「密漁」に頼っている。 (7) 過激な海の環境保護団体「シーシェパード」は、日本の調査捕鯨の次のターゲットを、中国の「フカヒレ」の密漁に絞ったようである。
リュウちゃん、上記の「共通点・相違点・捕獲と保護の経緯」を調べて見て、改めて12月29日に放映された「ぐるナイスペシャル」の番組作りの酷さに愕然と致しました。
あの番組で使用された「ジンベエザメのフカヒレ」は、日本やアメリカでは漁が禁止されている食材です。漁が禁止されているなら、密漁で獲られたものか、中国からの輸入品という事になりますが、若し輸入が認められているとすれば、非常におかしな事です。政府は即刻、輸入を禁止すべきだと思います。
例え輸入が認められていて、法的には何の問題がないとしても、そのフカヒレは中国で密漁されたものかも知れません。いわば、「何処の馬の骨」か判らない食材です。このような「疑惑の食材」を使うにあたっては、大マスコミである「日本テレビ」は、この食材の入手ルートを明らかにする必要があると思います。その上で、問題が明らかになれば、番組は打ち切りにするのが相当であると思います。
2007年1月7日に放映された関西テレビ製作の「発掘!あるある大辞典(司会=堺正章)」は「納豆を食べて痩せる」という番組だったのですが、データ捏造が発覚、この番組は間もなく中止され、製作した関西テレビは民放連から約半年間の除名処分を受けました。
今回の「ジジンベエザメのフカヒレ事件」は事の悪質さに於いて、「発掘!あるある大辞典」の比ではない酷い事件だと思います。
政府、農林水産省、消費者庁、総務省、各環境保護団体にこの問題を提起します。また、ブログ・ツィッターなどでこの問題が広く拡散される事を期待します。
高知で放流された「海遊館の大くん」、ひょっとして、密漁船に捕獲され、ヒレを取られて海の底に投棄されてしまったのかも?
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