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リュウちゃんの懐メロ人生

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2015年07月12日
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200段の石段を登れば、そこはアジサイ天国、
1万株のアジサイ、今満開!

DSCF4882.JPG

鬱陶しい梅雨空が続く6月下旬のある日、「アジサイ寺」として全国的にも有名な大和郡山市の矢田丘陵にある「矢田寺」のアジサイを観に行ってきました。

2009年6月に朝日新聞が

「日本一のアジサイの名所はどこだと思いますか?」

という読者アンケートを実施、7030人の全国の読者が回答しましたが、全国的にはローカルな寺である奈良の「矢田寺」は1311人(全体の18,6%)の支持を得て、堂々の「全国第4位のアジサイの名所」に認定されたのです!
(因みに、1位は「箱根登山鉄道」、2位は鎌倉の明月院、3位が京都・宇治市の三室戸寺が選ばれました。6位の鎌倉の「成就院」はリュウちゃんの大好きな映画「男はつらいよ」の第29作「寅次郎あじさいの恋」で寅さんとマドンナのいしだあゆみがデートしたお寺なのです)

「アジサイ寺」に限れば堂々の全国第3位、凄い!

リュウちゃんの家から矢田寺までは、徒歩で2時間弱、車では20分くらいで着きますが、今回は自転車でサイクリングを兼ねて行ってみました。

リュウちゃんの家から矢田寺までは「チャリで約30分」です。

矢田寺の麓にチャリを停め、そこから坂を登り、冒頭の写真の「山門」に着きます。山門の奥には、下の写真のような長い「石段」が続いています。

DSCF4881.JPG


この石段、全部で何段あるのかな?

と思って、山門の入口のチケット売り場のおばちゃんに聞いたところ、

「一番上の本堂まで240段」とのことでした。

この石段、相当しんどい!

聞けば、団体で来られるお客様の中には、この石段を一目見ただけで登ることを諦め、事前に支払った入場料の返還を要求される人もおられるとのことです。

約200段の石段を登ったところが矢田寺の境内、大半のアジサイはここに咲いていますので、ここまで登ってこないとアジサイは観られないのです。

以下の写真は、矢田寺のアジサイのメインスポット、「アジサイ園」で撮りました。

渓流の流れる「谷」の回廊に咲く背丈の高いアジサイ、
見物人がアジサイに埋もれそうだ!

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寺伝によれば「矢田寺」は天武天皇の勅願により、天武天皇8年(679年)、
智通が開基、当時は七堂伽藍四十八坊という巨大な寺院だったようですが現在は4つの僧坊を残すのみになり、その4つの僧坊を総称して、「矢田寺」と呼ばれているのだそうです。

以下のサイトは僧坊の一つ、
「大門坊」が開設している「矢田寺のHP」です。興味のある方は是非ご覧下さい。
http://www.yatadera.or.jp/



暫し「あじさい園の谷巡り」を楽しみ、本堂直下の参道に出ました。

DSCF4875.JPG

下の写真は、矢田寺境内の「春日大社」の前にある「お地蔵様」です。

DSCF4876.JPG


矢田寺は、地元では「矢田のお地蔵さん」という俗称で親しまれていますように、本尊は「木造地蔵菩薩立像」、境内の至る所に「お地蔵様」が建っています。

「お地蔵様(地蔵菩薩)」は仏教が成立する以前からインドにあった「神」で、仏教成立後は「お釈迦様の入滅後、56億7千万年後に弥勒菩薩が出現するあいだ、現世に「仏」が不在となってしまうため、その間に六道を輪廻する衆生(つまり、私たちのことです)を救う菩薩なのだそうです。

そうだったのか!?
混迷する現代人を救済出来るのは、

「お地蔵様」だけだったのか!?

なんてことを頭に浮かべた無宗教のリュウちゃん、このお地蔵様を観て、もと来た200段の石段を降り、矢田寺を後にしました。

下にお写真は、石段の途中にある「見送り地蔵」です。

DSCF4879.JPG

「見送り地蔵」は、煩悩の塊であるリュウちゃんを救済してくれるような優しい目線を、石段を降りていくリュウちゃんの背中に注いでくれているように感じながら、矢田寺を後にしたのでした。

まだ煩悩は断ち切れないな、

お地蔵様、ごめんなさい。

(次回は全国第2位のアジサイ寺、京都府宇治市の「三室戸寺」のアジサイを紹介する予定です)







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最終更新日  2015年07月12日 09時57分48秒
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