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リュウちゃんの懐メロ人生

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2024年01月20日
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カテゴリ:奈良散策
新春2日の奈良公園。
若草山山頂に鹿遊ぶ。



​​元旦に、石光寺の「寒牡丹」、當麻寺の「冬牡丹」を観に行って来ましたが、翌2日には、久しぶりに奈良公園を一周して来ました。
​​
今回の奈良公園一周のメインテーマは以下の2つです
​​(1) 今年の夏から「令和の大修理」の為、約8年に渡り姿を隠してしまう「興福寺五重塔」「見納め」をすること、​​
(2) 最近、左足が少し不具合が生じている中で、若草山山頂に登ること、

​リュウちゃんは今年6月で78歳、​
​何時まで「遠足」が出来ますことやら?​

​今回も女房殿を家に残し、リュウちゃん一人でポケットにハンディ・デジカメだけを入れ、午前9時過ぎに家を出発、午前10時ジャスト、IR奈良駅から「奈良公園一周」の旅に出発しました。
JR奈良駅から歩いて10分で、興福寺の境内に入ります。

「猿沢の池」から
興福寺に境内に登る石段、
ちょっとしんどい!
​無事に奈良公園を一周出来るのだろうか?



お目当ての「興福寺五重塔」です。



既に改修工事は始まっていまして、五重塔の周囲は工事のフェンスで囲われていて、塔の直下まで近寄ることは出来なくなっています。今年の夏には、塔全体がシートに覆われてしまい、約8年に渡り、その雄姿が見られなくなってしまうのです。

8年後といえば
リュウちゃんは86歳だ!
今回が「見納め」になるかも知れない?





「国立博物館」前の広場の鹿たちです。

​今年も、奈良公園の鹿に逢えた!






​<木に竹を接いだムクロジ>
​​
​博物館から「片岡梅林」に行く途上にあります。
​幹の天辺から竹が生えている!??





本当は、幹の天辺から生えているのではなく、幹の空洞の中の地面に竹の根があるのですが、見た目では幹の天辺に根を張っているように見える面白い「ムクロジの木」なのです。
​​<浮見堂>
​​
​「木の竹を接ぐムクロジ」の傍にある「片岡梅林」の下に降りた「鷺池(さぎいけ)」の中に、「浮見堂」が建てられています。
「浮見堂」、
奈良公園を代表する景観の一つだ。
古代中国の「東屋(あずまや)」を連想する。
​干上がっている「鷺池」、初めて見た。







​その景観から、「浮見堂」は奈良時代に建てられたものだと、これまでリュウちゃんは思っていたのですが、実は創建は大正5年(1916年)、奈良公園の建築物の中では「新参者」なのです。
​​​​「うきみどう」として関西で一番有名な建築物は、大津市の本堅田の琵琶湖の水上に建てられている「満月寺浮御堂」です。こちらは、「近江八景」「堅田の落雁」として有名な観光地なのです。この「浮御堂」は、西暦1000年頃、「浄土宗の祖」とされる僧「源信(恵心僧都)」によって建立された由緒ある建築物で、古くより一休和尚、蓮如上人、松尾芭蕉、小林一茶、歌川広重、葛飾北斎などが訪れた名刹のようです。


(満月寺浮御堂)

​​<飛火野の大クス>
​​
​「浮見堂」を後にして、「飛火野」の草原に向かいました。​
​ここのお目当ては、「飛火野の大クス」です。
飛火野の大クス、
何時観てもその威容に圧倒される!







​​この「大クス」は、圧倒的な威容から、樹齢が1000年位はありそうに見えるのですが、実は明治41年(1908年)、明治天皇が飛火野に行幸された際に、その玉座に記念植樹されたもので、樹齢は120年位の「若い巨樹」なのです。遠くから見ますと、一本のクスノキに見えますが、実は3本の木から成り立っている「集合巨樹」なのです。
​​
集合巨樹であっても、
その「威容」は少しも色褪せないのだ。

​「飛火野の大クス」の周囲は、「鹿の集合場所」の一つなのですが、本日は新春のためか、大クスの周囲に鹿を見ることは出来ませんでした。​
​以下の写真は春日大社の参道から撮った「飛火野の鹿たち」です。





​​​「飛火野」から、春日大社の参道に入りますが、「萬葉植物園」の前から参道を外れ、鹿の保護施設である「鹿苑(ろくえん)」の方向に向かいます。但し、「鹿苑」には入らず、この辺りから始まる「春日山原始林の巨樹巡り」をしようとする趣向です。
​​​
神社参拝よりも、巨樹巡り」が、
奈良公園散策の目的なのだ!

<イチイガシの巨樹>

​「鹿苑」の奥に、「イチイガシの巨樹」があります。



この巨樹の前には、以下のような「立札」があります。



​この、「イチイガシの巨樹群」の立札の辺りから、昭和30年に国の特別記念物に指定され、更に平成10年にユネスコの「世界遺産」に登録された「春日山原始林」が始まっています。​
​以下の写真は、この辺りで観られる「最大の巨樹」です。
幹周り約10m、木の品種不明、
完全に枯れてしまっているが、
感動的な巨樹なのだ!





​<春日若宮神社の大クス>
​​
前方に「春日若宮神社の大クス」が見えてきました。



幹周11,46m、
伝説では4世紀後半に
神功皇后がが植えたとされる
樹齢1500年以上の老巨樹、
今年もこの巨樹に出逢えた!





「春日大社」に入ります。

さすが新春!
かなり賑わっている。



​入口の「南門」から「本殿」に入ります。
「本殿」の手前にある「山藤の根」
凄い迫力だ!





「本殿」は善男善定で大賑わいですが、生来の不信心者のリュウちゃん、賽銭箱には目もくれず。「本殿」の左手にある「御神木(社頭の大杉)」に目が行ったのです。
樹齢約1000年、
幹周約8m、
「本殿」の祭神よりも、
この御神木に賽銭を納げたい!





朱塗りの柱の回廊を通って、「本殿」を後にします。



もう12時30分、
お昼時だ。

​​で、「一言主神社」の近くにある昔ながらの「大衆食堂」に入り、「天ぷらうどん」と瓶ビール(中瓶2本)を注文し、昼食、
​​
プファ~、ビールが旨い!
奈良公園散策はこれからが本番、
足の痛みを酔いで中和して、
元気に歩いてみよう。



​<水谷神社のイブキの巨樹と水谷茶屋>
​​
​「大衆食堂」から2分位歩いた所に、「水谷神社」があります。
「水谷神社」のイブキの巨樹、
すっかり枯れ木だが、
迫力絶大だ!







​水谷神社の近くにある奈良公園屈指の休憩スポット、「水谷茶屋」です。
「大衆食堂」はガラガラだったのに、
「水谷茶屋」は大賑わいだ!



​<春日山遊歩道から若草山山頂へ>
​​
​​さて、ここからが本日の遠足の本番です。「春日山遊歩道」を歩き、標高340mの「若草山山頂」を目指します。
​​
標高差は僅かに300mと少し、
左足の不具合で、
無事に山頂に辿り着けますことやら?

​「水谷茶屋」の前の山道を少し登った所に、「春日山遊歩道」の入口があります。



「春日山遊歩道」は、「春日山原始林」の中を通る1,5kmのなだらかな山道です。


(春日山遊歩道マップ)

「春日山遊歩道」ウォーキング、
「奈良公園一周」の、
一番の醍醐味なのだ!







午後2時ジャスト、無事、「若草山山頂」に到着、

山頂から見下ろす
奈良市と原始林の景観、
山頂で遊ぶ鹿たち、
新春の若草山山頂は平和に満ちている!



















午後3時ちょっと前、若草山の麓に降りてきました。

雲一つ無い青空の下、
山麓も穏やかで平和だ。







​<手向山八幡宮>
​​
2本の巨樹がある「手向山八幡宮」を通り抜けます。

このたびは幣(ぬさ)もとりあへず手向山
紅葉の錦神のまにまに
(菅原道真、百人一首第24番)





​​<東大寺二月堂>
​​
​​「手向山八幡宮」の隣に「お水取り(修二会)」で有名な「二月堂」があります。​​
​今回は足の痛みをこらえて「舞台」に登りました。








二月堂の舞台から見下ろした「大仏殿」の屋根です。

新年2日の奈良公園一周、
もうゴールは近い!



​<大仏殿、南大門(ゴール)>​​
「大仏殿」の前に出ました。

「鏡池」の畔の紅葉、
1本だけ散り残っていた!









以下の写真は「南大門」の前の休憩所で撮りました。

「南大門」の前の休憩所、
鹿たちにとっても、
一番の休憩所のようだ。











朝10時にJR奈良駅を出発、午後4時にJR奈良駅に帰還、その間、約30分の昼食時間を除いて、約5時間半、歩きっぱなしの奈良公園一周旅、

左足に不具合があったにも関わらず、
無事に達成出来た!
来年の新年も、一周旅に挑戦してみよう。

​今回の奈良公園一周旅では、「花」を全く見ることが出来ませんでした。​
なので、以下にリュウちゃんの家の庭に咲く花を何枚かアップします。

奈良公園よりも、
リュウちゃんの庭のほうが、
「花」が多いのだ!
















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最終更新日  2024年01月20日 11時34分53秒
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