テーマ:ニュース(100228)
カテゴリ:ニュース
林野庁長官を経て知事、6期24年ほぼ無傷で全うした宮崎県知事は初めてではないかと思う。
ただひとつの心残りはリゾート法第一号指定の栄に湧いたシーガイアの破綻であったろう。 しかし、いずれにしても享年89歳の大往生であった。 写真は退庁式での松形さん、温顔、温厚、諸県弁(薩摩系のことば)、焼酎好きな人であった。 自分は外局にいて知事は任命権者でもなかったが、最後の10年かは仕事上の接点が多かった。 図書館、芸術劇場、美術館の建設に続く西都原古墳群整備事業で随分お世話になった。 これらはすべて教育委員会の所管で自分が所属した社会教育、文化行政で担当したのである。 しかし、最終的な予算執行権者は知事ということで何百回となく知事室へ出向き指示を仰いだ。 ただ、松形さんは、薩摩系らしく餅は餅屋に任せるという風で殆ど任せてくれる人であった。 知事とは仕事だけの関係でしかなかったが、ただ一つだけ人間的な接触の思い出がある。 関係者だけでの芸術劇場5周年のパーティーがコンサートホールの袖で行われた。 お偉いさんは、知事と館長くらいであとは歴代のスタッフが20人くらいだったかなあ? その際に、近況を報告し、ガンになったが手術をせずに頑張っている話しをした。 聞いた知事が「そのガンなら県病院にK君の子息がいる。是非たずねていきなさい」との助言。 これで踏ん切りがついた訳ではなかったが、最終的にはそのK医師を主治医に選んで今日がある。 前、前知事の訃報を知っていろいろなことを思い出した。ご冥福を祈る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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