テーマ:晩学のすすめ(495)
カテゴリ:加地訓で読む4度目の論語
子曰、富而可求也、雖執鞭之士、吾亦爲之。如不可求、從吾所好。
子曰く、富(とみ)求む可くんば、執鞭(しつべん)の士と雖も、吾れ亦たこれを為さん。 如(も)し求む可からずんば、吾が好む所に従わん。 執鞭(しつべん)の士=刑具である鞭を振るって貴人の露払いをする下働きの役目。 先生の教え。 富を(正しいやり方で)求めることができれば車の露払いのような仕事でも私はしようと思う。 だが、もし、(正しい方法で)求められなければ、貧乏でも自分の好む所に従って生きる。 儒学は実学でもあるので、正義であれば金儲けも可という考え方であったのだろう。 育てた弟子たちを次々に諸国の役人に推挙している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 24, 2009 10:21:46 PM
コメント(0) | コメントを書く
[加地訓で読む4度目の論語] カテゴリの最新記事
|
|