ドン・愚利公の連れづれ草

今朝、菜園のトウキビ4本を何者かに食われたことは書いた。

そのあと、ブロックに据えた物置床下の隙間が清掃されているように成ってるのに気づいた。

家内に「倉庫の土台の穴を掃除した？」と聞くと「私のほうが聞こうと思っていた」という。

「そりゃあ、タヌキが入ったつやが」「じゃろか」

夜に7時半ころ、「庭で音がするよ」「たぬきじゃ」、穴の入り口を見ていると顔を出した。

細長い顔、鼻から額にかけて白い帯がある。アライグマかな？顔を引っ込めた。

急いで、カメラを取りに戻り待っていると再び顔を出したのでストロボ撮影。また引っ込んだ。

ズームをかけていなかったので画像が小さい。また待っていると体全体が出てきた。パチリ。



そうしているうちにタヌキは畑の方へ出て行った。

ネットで検索、タヌキに似た動物で検索するとタヌキ、アナグマ、ハクビシン、アライグマ。

やっぱり敵はタヌキそのものであった。

8時過ぎ、入浴しようと風呂場に行った家内が「畑でがさがさしている」

慌ててトウキビ畑へ急行、釣り用のキャップランプ装着しカメラ持参。確かにいるが姿がない。

しばらく待つと現れたタヌキ、新しく引き倒したトウキビから実を食いちぎろうとしている。

「クソー」とレンガを取りに脇に動いた足音でもういない。視るとすたこら倉庫の方へ。

帰ってみると、入り口をふさがれた倉庫の前にいたが、僕の姿を見ると違う穴から床下へ。

食いかけのトウキビ2本をもいで（おびき寄せるえさ）穴の入り口へ置き、捕獲用の網を用意。

チョイの間部屋に戻り、ベランダへ出て見ると、既にトウキビ1本はなくなっていた。

そこで、あとの1本をタコ糸でくくり引き込まれないようにして待つこと10分くらい。

1本目を食べ終えたタヌ公顔を出した。くわえようとするのをタコ糸で引き寄せておびき出す。

全身が穴から出たところで、バッチリとつり用タモでかぶせたのであるがお尻が入りきれない。

惜しいところで敵は再び床下へ。今度は穴の周りにビスケットを撒いてみたのだが。

タヌキは、まだコダヌキらしく余り人を恐れていなかった。網を被った経験がどう影響するか？

30分後の覗いてみると、穴のすぐ前に置いたビスケットは食べていたが、少し離れた場所のもの

には手を出していない。

明日は何としても追い出さないとトウキビは全部食べられてしまう。既に6本を食われた。