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口蹄疫初発の都農町、その南の川南町から遂にその南の高鍋町へ拡散した模様である。
その場所が、何と事実上宮崎県が経営する「県家畜改良事業団」の種蓄牧場。 「宮崎牛」の種牛を一貫的に改良・生産管理する施設で、県内繁殖用ストローの殆んどがここから。 55頭の種牛が飼育されていて、250頭の肥育牛を蓄養し、交配を重ねて肉質改良をする。 今回は、この250頭の肥育牛に口蹄疫疑いが出て、すでに全頭殺処分開始と記事にある。 さらに、同敷地内別牛舎に在籍の種牛55頭の内、隔離されていない49頭も殺処分検討中。 日本一の肉牛を生産できる種牛を育てるには10年サイクルだというから個人では無理。 今回の騒動でこれらの牛が全滅となれば宮崎だけの問題ではないのである。 宮崎は国内有数(和牛生産3位?)の子牛生産県で、全国の和牛ブランドの担い手となっている。 この宮崎ブランド生産の本丸に飛び火したわけであるので、関係者ならずとも大ショック。 ただ、14日に最高の種牛6頭だけは、超法規措置により半径5キロ以内に畜舎が無い西都市の 尾八重(九州山地)地区へ避難させていた。事業団生産繁殖用ストローの9割はこの6頭分とか。 この6頭はDNA検査で非感染が確認されている。これが無事なら最悪の事態は回避だが? 鳩山内閣、普天間問題は腰をすえて気長に対米交渉で解決するしかない。 それよりか、口蹄疫が県外に飛び火しないようにするのが緊急課題ではないのかね。 早く抜本的な対策を構じないと「風評被害」がいくらでも出てくるようになる。 現に、口蹄疫原因から感染ルートについては諸説紛々で、小沢さんの名前まで出だしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 16, 2010 01:31:30 PM
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