3766064 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ドン・愚利公の連れづれ草

ドン・愚利公の連れづれ草

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
Aug 1, 2010
XML
テーマ:徒然日記(23480)
カテゴリ:伝統行事
宮崎市佐土原町は人口3万3千人の旧佐土原島津藩の城下町。

旧藩時代の建造物で現存するのは神社仏閣くらい。

仏閣で著名なのがわが家から東へ数百メートルにある大光寺。

建武2年(1335年)創建というからかの後醍醐天皇の「建武の中興」と同じ時期。

大光寺は臨済宗妙心寺派のいわゆる禅寺で、重文2点を所蔵する県内屈指の古刹である。

江戸時代、この寺の中興の人といわれる第42世住職古月禅師(1667~1751 85歳没)がいた。

古月和尚はお寺のすぐ近くの「佐賀利村」で生まれ、10歳で仏門に入り長じて諸国遊行。

「東に白隠あり西に古月あり」といわれる程に、全国に広くその名が知れわたる名僧となった。

この古月和尚がいろは48文字託した人生訓が「いろは口説き」

多分、諸国遊行の際身につけた盆踊りに自作の口説きを組み合わせて住民に伝授したのでは?

佐土原地域には伝統民俗芸能として「いろは口説き」が伝承されている。

この盆踊りは、盆踊り大会でも踊るが、本来は総勢20ぐらいのグループで初盆の家々をめぐって供養の踊りをする仕組み。

昔は、青年男女のレクリエーションを兼ねて行われていたお盆行事であった。

いろは口説きは盆踊りにしてはかなりアップテンポなリズムでスポーティーな踊りである。

YOU TUBEにも「村上三弦道」バージョンでアップされていいる。

0908いろは口説き2.jpg


0908いろは口説き3jpg.jpg

これまでは前置き。前置きが長すぎると書く方もだれてくるので詠む方はもっとだろう。

本題は、わが自治会の有志がこの盆踊りを練習して「初盆」の5軒を回ろうという試み。

わが地区ではもう20年くらい途絶えていた盆踊りなので踊った経験者はわずかしかいない。

で、町内の名手を招いて毎週土曜日に練習している。総勢は応援も含めて20人ほど。

我が家は、毎回家内が応援団として出会している。自治会としては関与していない。

発起人が公民館を使って練習したいと言ってきた。

「どうぞどうぞ、ただし区として予算は計上していないのでお金は出せないよ」

「ただし、打ち上げはせんといかんじゃろうから1万円は寄付しましょう」

8月7日が最終の練習日となり、13日にいよいよ本番を迎える。

暑いさなか、夕方6時ごろから接待のビールを飲みながらの踊り、終わったところで打ち上げ。

平均年齢は多分60以上、大丈夫かなあ、が僕の本音である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Aug 1, 2010 12:47:54 PM
コメント(0) | コメントを書く


PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Category

Profile

愚利公

愚利公

Calendar

Favorite Blog

アガパンサスの植替え New! wildchabyさん

11月03日 赤のたま… New! hatabo1237さん

トンボ;ミヤマアカ… New! 大分金太郎さん

10年ぶりにポリー… New! かみ と えんぴつさん

スナップエンドウ用… New! choromeiさん

Headline News

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X