愛車のカギ騒動顛末記
顛末なんか麻生さん読めるかな?、1時過ぎ就眠、7時40分起床。8時またぎを視ながら朝食。8時頃「ピンポーン」、昨夜のカギ騒動の修理工場の若者、「ないね」「ありません」「仕方ないね」「鍵屋さんを呼びます」。9時前に鍵屋さんと一緒に再来。「つくり賃いくらや」「9,450円です」。そんなものかなーと思ったが、合鍵まで含めて10分足らずで出来たのでビックリしてしまった。「へー、10分足らずで1万円とはいい商売じゃねえ。まあ、誰にでもできん技術だからね」鍵穴を、ルーペつきの先の曲がった針金状の棒を差し込んでギザギザを調べて採寸する。後は車の中にすえてある研磨工作機械を駆使して削り込むだけ。全く微調整もせずにピッタシのカギをあっという間に削り込んだのである。偉いもんじゃわ。合鍵代525円はこちら払い。9,450円は勿論工場持ちである。「カギ代は会社に出して貰いなさい。中古車でも売るときに合鍵を作って渡しておけばこんなときに役立つ、合鍵なら500円で作れるじゃないね。それがービスよ。社長に言うといて」僕は、カギと財布は失くしたことがないので合鍵は作らない。しかし、今回は人が失くしてくれたケース。合鍵は必要、であるか?「あんたその技術どこで習得したの?オヤジと始めた仕事ですから」「まあ、そうそう失くす人はおらんじゃろうし、月10件はあるね」「それはありますね」誰にではできない仕事で、値切られる心配も無い。競争が少なければ美味しい仕事。玄関の鍵なんかも簡単にできるそうだから、プロにかかれば開けるのも簡単ということ。文字通りの隙間産業であるが、一歩間違えれば犯罪にも結びつく仕事だから、よほど志操堅固な人以外は手を出さない方が良い。