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2月の末のある朝、のんびりくつろいでいたが、朝の情報番組をテレビで見ていて、
ご進物に良さそうな物が出ていたので、ちょこっとドライブに夫婦で出掛けました。 吹田インターから、名神高速に乗って、一路東へ向かいます。京都南インターで高速を 降りて、北方向へ向かいます。ちょこちょこと道を曲がって目指すは西京区の桂離宮の 向かいにある、中村軒さん。 御菓子司 中村軒 京都市西京区桂浅原町61 電話075-381-2650 店の裏手にある駐車場に車を止めて、案内通りに細い路地を進みます。 ![]() ![]() 路地を抜けて表通りに出た所にお店の正面があります。 ![]() ![]() 明治時代初期に初代中村由松さんが、この土地に「饅頭屋」を始めたのが最初です。 中村軒さんの一番の有名なお品は「かつら饅頭」で、天皇皇后両陛下に献上されたりも する、商品が有名なのですが、他にも「きんつば」や「よもぎだんご」「花見だんご」 「麦代餅」なども人気商品です。 それらも自宅様に購入させて頂きましたが、今回の目的は「うなぎ茶漬け」と呼ばれる うなぎの山椒煮です。ある御婦人にバレンタインデーで頂き物をしましたので、 そのホワイトデーお返しを何にするか、考えていました。 始めはご婦人が焼き物がお好きなので、備前焼でも用意しようかと思っていたのですが、 中村軒さんのうなぎ茶漬けを見て、これだと思い、購入しに来ました。 しかしながら、味を確認しなければ、舌のこえたご婦人に失礼があってはいけないので、 店内でうなぎ茶漬けを頂く事にしました。 ![]() 店内に飾られている雛人形を拝見したり、天皇陛下からの招待状が飾られていたので 拝見したりして、時間を過ごしました。 ![]() そして運ばれて来た「うなぎ茶漬け」。お茶をかけて早速頂きます。 山椒がよく効き、舌が少し痺れる感じ。うなぎに煮込んだ味が十分染み込んでおり、 熱いお茶で、まるで花が咲くかのように、口の中で広がります。お茶も美味しくないと この味は出せませんね。茶菓子を美味しく頂く為のお茶でもあるので、間違い無しですね。 ![]() 甘酒も頂きました。私は甘酒が得意な方ではないのですが、中村軒さんの甘酒は美味しく 頂く事が出来ました。 よもぎだんごも頂いたのですが、よもぎの香りも広がりますが、餡である粒あんが 素晴らしい美味しさです。 中村軒さんの粒あんは、北海道産の小豆を使用し、昔ながらのおくどさん(かまど)で 上木(くぬぎの割木)を燃やして、じっくり炊き上げていきます。 火を止めても、すぐには温度が下がらず、おくどさんのレンガや土、銅製の釜が抱いている 余熱が一味違う、奥の深い味わいを作り出しているそうです。 ご婦人への御進物用に、うなぎ茶漬けを購入し、お店を後にします。 このまま京都南インターへ戻り、名神高速を東へ向かいます。途中草津SAに立ち寄った後、 新名神を駆け抜け、東名阪自動車道に入ります。名古屋方面に向かっていたのですが、 途中の蟹江インターで高速を降りて、一般道を一宮方面に走ります。 ![]() 「天吉」 愛知県一宮市栄町1丁目 電話0586-72-6521 定休日 日曜日 もう何十年営業されておられるのか、判らない位、古くから営業されている天麩羅屋さん。 私が通う様になったのが25年前。それが現在の2代目の大将なので、先代の店主から 入れれば50年はやっておられるのではないだろうか? 何度か店内を少し改装されているのだが、小料理屋っぽい雰囲気が私は好きだ。初めての 方にはちょっと入りにくいかもしれない。私はここの天麩羅以外は、基本的に食べない。 それぐらい惚れてます。味も旨いがサービスも好き。色々勉強になります。 この日は車で行ったので、お酒が飲めなかったのもあり、最初からご飯を頂きます。 ![]() 最初に出して頂いた、海老の天麩羅までは写真に撮りましたが、それ以降は食べるので 一生懸命で、写真を撮れませんでした。夫婦で「美味しいねぇ」という言葉しか出ない。 余計な言葉を話す必要が無い。黙々と天麩羅を食べます。おまかせなので、次々と出され ます。鱚やサヨリ、ふきのとう、烏賊、しいたけ、白魚、三つ葉、かき揚げなど 旬な食材も堪能します。最近は食が細くなっていたのに、あまりの旨さに食が進みます。 おまかせを一通り食べた後も追加をお願いしました。追加もおまかせをすると、 牡蠣、空豆、帆立を揚げて頂きました。 夫婦で食べながら、結婚前の恋愛時代にも来た事を思い出します。当時の事が走馬灯の様に 頭の中を流れて、思わず涙が溢れ出てしまいました。 当時の自分を思い出します。自分と言う人間も、少なからず変化がありました。 若い頃は、当時はしっかりしているつもりでも、今から思えば未熟で甘々でしたね。 今でもダメな部分がある。直さなきゃと思いますが、自分に甘いですね。 美味しい天麩羅をたらふく頂き、大満足。支払を済ませます。いつもながら驚きの安さ。 お店を後にして帰路につきます。一宮から岐阜羽島の方面を走ります。 県道18号線を走ると、木曽川の手間でいつもお客さんで満員の焼肉屋がある。 「焼肉一式・すすき屋」さんと言うのだが、20年以上前から店の前を通るたびに 満員の店しか見た事が無い。夕方の4時半にはお客さんでいっぱい。 凄い店があるもんだと、いつも思っていたが、今でも凄い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月06日 21時05分53秒
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