|
カテゴリ:カテゴリ未分類
ヤグルガーを後にして、先を急ぎます。沖縄七御嶽の一つで、沖縄の中でも
最高の霊地である、クボー御嶽に訪れます。 旧来から男子禁制の聖地。女性だけが入る事が許される聖地でしたが、最近は 島の人以外や、メディア関係の心無い人たちが、勝手に入り、モラルを 心得ず、荒らして帰ったりするので、現在は何人たりとも立ち入り禁止です。 昔から様々な祭祀が行われている場所。昔は島の方が亡くなると、土葬だった そうで、ちゃんとした儀式で執り行われたりしていたのに、あるテレビ局が その棺を勝手に開けて、そのまま放置して帰ったりしたらしく、以前から私は メディアは最低だと、ブログで言って来ましたが、この話を聞いて、更に その思いは強くなりました。番組の視聴率の為なら、何でもする最低な 人種である事を。 ここが現在、外から見える一番奥の景色。この右奥に広場があるらしい。 この画像を見て、結界がはられているのを気付ける方は相当な力の方ですね。 この前に立っていると、力を感じます。ちょっと怖いくらい。 クボー御嶽を後にします。道沿いに、果実が並べられていました。近くの 木には、真っ赤な実もなっていました。 その先にはロマンスロードと呼ばれる場所があります。 写真では判りづらいですが、ここの景色はとても綺麗です。沖縄本島では 中々見る事が出来ないほどの、エメラルドとブルーのグラデーションが最高です。 久高島の最北にある、カベール岬へと続く道です。人工の建物が一切無い。 ここがカベール岬です。琉球神話でアマミキヨが最初に降り立ったと言われる 場所です。そう思って来た道を振り返ります。 琉球神話のアマミキヨが降り立ち、最初に見た景色がこれなのかな?と 思ったりしてみます。島の北側半分は神の住むエリアとして、島の人は 住まないし、夜もこの辺りに立ち入らない聖地。人工の物は無い。神話の方と 同じ景色を見ている事にちょっと感動。(正確にはこの景色はアマミキヨが 作り上げた景色) カベール岬を後にして、時間も残り少なくなり、必死で自転車をこぎます。 途中イシキ浜に立ち寄ります。 ここは五穀が入った壺が流れてきて、ここから久高島や沖縄本島へと穀物が 広まったとされる伝説の場所で、ニラーハラーの神、東リ大主の御嶽で、神に 拝みを捧げる場所とされています。琉球国由来記にも出てくる有名な場所です。 この時点でフェリーの最終便出航まで15分を切っており、自転車でラスト スパートします。自転車を借りた「さばに」さんに到着し、女店主に また来るねと挨拶を済ませ、フェリー乗り場に向かい、何とか間に合いました。 フェリーと言っても、車4台乗れば、もう満車になる様な大きさの船です。 本島の安座真港に戻って来て、帰り際に久高島の写真を撮りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月25日 01時42分56秒
コメント(0) | コメントを書く |